マインドマップインストラクターの本音話し7「インストラクターになる2」

マインドマップインストラクターの本音話し7「インストラクターになる2」

前回 マインドマップインストラクターの本音6 の続きです。

1、マインドマップの導入編
・マインドマップを始める
・パソコンソフトの効能
・ブログを書く
・コーチングセッションに使う
・インストラクターになる1
・インストラクターになる2
2、マインドマップからみた脳の働き方
3、マインドマップの使い道
4、マインドマップの応用範囲
5、マインドマップの実際

マインドマップインストラクターになる2

マインドマップインストラクターになるため、トニーブザンへ会いにバンコクへ。

バンコクで過ごした1週間は、自分の全てを総動員しました。まず、バンコクの街は言葉がまったく通じない。日本語はもちろん英語も通じません。身振り手振りと推理と想像を働かせてなんとか、空港から電車を乗り継いで行き、少し歩いてホテルへ向かう。

道は大量の人・バイク・車が川のように流れていきます。信号はあってないようなもので、道をどうやって渡れば良いのか慣れないうちは難しい。私は大阪出身ですので、混乱した道路には慣れているつもりでしたが、その10倍はすごい。良くこれで事故らないものだと関心します。

道路には沢山の屋台が並んでいます。タクシー替わりに二人乗りのバイク。

研修はちょっとした高級ホテルの会議室で行われましたが、どうせならと同じホテルに宿泊しました。異国情緒満載の中にも品格があり、とても気分が良かった。

研修は4日間。緊張して会議室に入ると参加メンバーは全9人。中国、台湾、ウクライナ、インドネシア、香港、サウジアラビアと国際色豊か。驚いたのはみんな英語がペラペラなんです。私は一生懸命練習した自己紹介でなんとか仲間に入っていきます。ラッキーだったのは、一人日本語が話せる方がいて、彼と仲良くなることで、なんとか研修についていきました。

トニーブザンは半分ほどの講義を受け持って、記憶の仕組みや頭の使い方をレクチャーしてくれました。この研修は、インストラクター向けですのでマインドマップはすでに書けるようになっていることが前提です。マインドマップの書き方を一から教えるというよりもそもそもの頭の使い方を教えたり、各自が書いたマインドマップの良い点悪い点を指導してくれたりしました。

昼食はホテルの食堂でトニーブザンと一緒に食事をします。トニーブザンは大の日本びいきで、なんとマイお箸を取り出して上手に使って食事をして見せました。赤い漆塗りの繊細なお箸で、日本の人にもらったのだとか。ナイフとフォークは金属なので、嫌いなんだそうです。

日本でのマインドマップの権利についてどう考えているのか?と聞いてみたのですが、私の英語が拙く、上手く伝わりませんでした。返って来た答えは、「沢山の人が私を拉致していった。良く分からないうちに今の会社に移籍したのだ。」というもの。真意は良くわかりませんでしたが、芸能事務所を移籍するような感じなのかな?と想像しました。

ホテルに宿泊している間、1度トニーブザンとロビーで出会いました。白いガウンで「ヘイ、マサさん!」と話しかけてくれ、スポーツジムにいった帰りだと教えてくれました。トニーブザンはその頃既に69歳、やっぱり若かったですよね。トニーの講義はとにかくエネルギッシュで声が大きい。私も60を過ぎてもこんな風に元気に活躍したい、と思わせてくれました。

こうして研修を終え、心配した英語の壁もなんとか乗り越え、無事にインストラクターの免許を頂きました。これで晴れてマインドマップの先生です。明日から大手を振ってマインドマップを教えることが出来るのです。

楽しかった研修と達成感、余韻に酔いしれながら、日本に帰った私でしたが、しばらくすると大変なことに気づきます。

 

 

 

 

次回、マインドマップインストラクターの本音話し8 に続きます。

 

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