アイデア創造のコツ マインドマップ講座 その6【左脳的発想法】

アイデア創造のコツ マインドマップ講座 その6【左脳的発想法】

あーー、アイデアが欲しい!!そんな時に役立つようにアイデア連想力はアイデアのエンジン連想力はアイデアのエンジンを出すためのコツをお話しします。私は長年、某企業で設計開発のセクションで沢山の特許アイデアを考え商品化してきました。そこで得たアイデアを出すための経験とマインドマップを組み合わせると、アイデアを沢山出すことが出来る様になります。

全8回でお伝えしていきます。今回はその6回目【左脳的発想法】世にアイデア出しの方法が沢山出ていますが、大きく分けると左脳的発想法と右脳的発想法に分かれます。まず左脳的発想法についてです。

 

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ここまで、意識の2層構造についてお話ししてきました。沢山の組み合わせを顕在意識で徹底的に試した時、始めて潜在意識で新しい組み合わせが発見される、それがいいアイデアとなる。そして潜在意識にあるのは、イメージでそれらを関連づけることが思考することに繋がる、そんなお話をしていきました。

今回は、この顕在意識で徹底的に組み合わせる、このための手法についてです。この組み合わせを行うことでいいアイデアが出ることももちろんあるのですが、期待するのは、徹底的に組み合わせた~という感じを出すことです。そうすることで、もっといいアイデアが潜在意識から出てくることを促すのが本当の目的です。

だから沢山の量を一気に出していくことが目標になります。そのために有効なのがチェックリスト法です。なかでも有名なのがTRIZです。ロシアで作られた発想のための枠組みで、これは沢山の特許を分析してそのパターンを分類して出来たチェックリストです。色々な組み合わせの観点が並べられているので、見落としがなく、沢山のアイデアを生むことが出来ます。

ほかにはSCAMPER、これは私もよくご紹介しているチェックリストです。単純ですがその効果は絶大です。代用してみたらどうだ、大きくしてみたらどうだ、・・・といくつかの代表的な組み合わせのパターンにそってアイデアを量産することが出来ます。

強制連想法もこれに該当しますし、あと、単純にシリトリでことばをつなげることでアイデアを出す方法を提唱している方もいますね。これも効果が高いと思います。

例としてSCAMPERを試しに少しやってみます。紙を出していただいて良ければいっしょに手を動かしてみて下さい。新しいガラスのコップの製品アイデアを出してみましょう。中央にガラスのコップの絵を書いて、そこから枝を伸ばします。例えば大きくしてみたらどうだろう?ということで大きくと書いて頭の中でガラスのコップのイメージを大きくしていって下さい。2倍、3倍、10倍・・・すると色々なコップのアイデアが出ますね。バスタブにつかったり、超高強度のコップを考えたり。

次に、逆にしてみて下さい。ガラスのコップを文字通りひっくり返すと何か思いつきませんか?続けて順番を逆にしてみましょう。ガラスのコップに入れるのではなく、ガラスのコップから入れるような使い道はないでしょうか?思いつくことをどんどん書き出します。

こうして沢山書き出して、最後に全体を見渡して、書き出したアイデア同士を結びつけて更にいいアイデアを考えてみます。こうすることでアイデアが大量に出て来ます。ここまでが第一次の作業です。そして一晩休んで下さい。この作業になれてくると、次の日に全く別のアイデアが浮かんでくることが多くなってきます。そして本当に面白いアイデアがでるようになります。

アイデアを出す時のコツはもうないと思えるほど沢山だすこと。もうないと思った先にきっといいアイデアが閃ます。

アイデアを出すためのコツを下記の全8回でお届けしています。

その1【アイデアは行動の選択肢】
その2【励ます】
その3【深く、深く、深く考える】
その4【連想力はアイデアのエンジン】
その5【イメージはアイデアの言語】
その6【左脳的発想法】
その7【右脳的発想法】
その8【グループでアイデアを出す】

 

 

 

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