マインドマップインストラクターの本音話し3「パソコンソフトの効能」

マインドマップインストラクターの本音話し3「パソコンソフトの効能」

前回 マインドマップインストラクターの本音2 の続きです。

1、マインドマップの導入編
・マインドマップを始める
・パソコンソフトの効能
・ブログを書く
・コーチングセッションに使う
・インストラクターになる1
・インストラクターになる2
2、マインドマップからみた脳の働き方
3、マインドマップの使い道
4、マインドマップの応用範囲
5、マインドマップの実際

マインドマップを始める2

マインドマップは本からはよく分からん!が、その時の結論ではあったのですが、実際マインドマップを書いてはいました。そして、まぁそれなりには便利かな?と思っていたのです。

しばらく自己流で書いていたのですが、やがてこれはやはりチャンと習った方がいいな・・と考え始めました。そして、決定的に背中を押されたのが、勝間和代さんでした。当時カツマーとして、自分を徹底して効率化する仕事スタイルが話題となりちょっとしたブームになっていました。

勝間和代さんの著書は当時はどれも売れに売れていました。高い成果を効率良く上げるには?というノウハウを沢山主張されていましたので、ビジネスパーソンの中には熱狂的なファンも生まれていました。私も面白いなーと関心して読んでいました。その中で、「仕事効率を上げるにはマインドマップとフォトリーディングがいいよ!」と紹介されていて、これがかなり強調されていたもんですから、私はやっぱりマインドマップっていいんだーと思ったのです。

それを読んだ私はどうしてもマインドマップを1度習ってみたいと強く思いました。なんせ、その頃の私は半端なく仕事が忙しかったのです。家に帰るの週の半分ぐらい、会社の近くのカプセルホテルに泊まり込んで仕事をしていましたから。仕事は好きでしたから、自ら進んでやっていたのですが、やはりちょっとまずいなと、なにかいい方法はないかなと。マインドマップを習うことが何かを変えるきっかけになる、そんな気がしたのです。

その頃はもうネットで検索出来るようになっていましたので、色々調べて、あるインストラクターの方の1日講座を受講することにしました。ネットで上位に表示されており、雰囲気も良さそうと感じたのです。当時はセミナーを受けるという発想や習慣が私にはありませんでしたので、正確な値段は忘れてしまいましたが相当に高価と感じる金額でした。いわば人生初の高額セミナー、結構思い切って決断したことを覚えています。

講座自体は面白かったです。その講座で書いたのが、こちらのマインドマップです。

おー、懐かしいですね。

講座で一通りの書き方は教わりました。だから大体のことは理解出来たと思います。しかし、やはりマインドマップはスポーツや音楽と同じなんですね。1度講座を受講したから、いきなり開眼!というわけではありませんでした。講座の中でも3週間は毎日書くと身につきますよ、と教わったので、色々書いたことを覚えています。

パソコンソフトの効能

その頃パソコンソフトも試しました。

これは、フリーのパソコンソフトで無料でインターネットからダウンロードしたもので、一冊の本をマインドマップにまとめたものです。今見てもこれはこれで良いと思います。分かり易いですよね?パソコンで書くマインドマップは何よりスッキリと美しく整理出来るのがいい点ですね。全体をパっと見ることが出来るので、さっと理解出来るのです。

職場では、パソコンソフトをもっぱら使いました。仕事中にカラフルなペンで絵を書く、これがハードルが高かった。遊んでるように見えてしまうのです。気が引けてしまう。かと言ってこれはマインドマップというもので・・と説明して回るのもどうかと思い、まぁパソコンソフトなら、一応仕事をしているようにみえるかなと・・。

職場にマインドマップを導入するときは、このあたりに気遣いすると上手くいくかもしれません。
「あぁマインドマップで色々考えてるんだな・・」
「さすが、〇〇さん、マインドマップ使えるんだ!」
とか、思ってもらえるような環境づくりが出来るとみんな使いだすと思います。

とにかくマインドマップを使ってみようとまず取り組んだのは、仕事の管理です。まずは自分のToDoリストを作りました。随分スッキリと頭が整理できたのを記憶しています。あれをやらなければ、これをやらなければ、こんなことでいっぱいだった頭が、自分がやるべきことの全体がパっと理解出来て、仕事の優先順位や効率的に仕事を進めるためにはどこから手をつければ良いか、といったことがわかるようになりました。頭と心に余裕が出来るようになって救われました。

何かの仕事が始まると、まず全体でやるべき要件をマインドマップに書き出して把握するようにしました。あぁこれだけやることがあるな、どこがポイントでいつまでにどこまで押さえるべきかな、ということが整理されます。これをすることで岡べさんは、仕事の全体把握が速いですねー!と褒めてもらえるようになりました。

もうひとつ同じソフトを使って、スピーチの原稿を書く、ということをしました。それまでは文章でスピーチを考えていたので、随分時間がかかりました。やっと原稿が出来ても本番のスピーチではその文章を棒読みするようなスピーチでさっぱり伝わらない感じだったと思います。マインドマップを使うと変わりました。とても素早く原稿を考えることが出来るようになりました。そして、スピーチするのもとてもやりやすい。

これぐらいマインドマップを使えるようになってくると、その効果を実感することが出来ました。ですから、マインドマップを使いたいと思う方は、どうか次のことを試して頂きたいのです。
1、マインドマップを1度キチンと習う。
2、どのような方法や場面でも良いので、身近なところで実際に使ってみる。
3、3週間は使い続ける。

よろしくお願いしますね。。

ここで、パソコンソフトについてちょっとメリットを整理しておきます。
1、手書きよりも仕事をしているように見える。(実際しているのですが・・)
2、いきなり美しく書く事が出来る。(ワープロと同じ効果です。下手な手書きよりそれっぽい。)
3、雛形のあるような内容では効果が高い。(コピペができるので繰り返しに強いのです。)
4、付け足したり項目を変更したりの編集がしやすい。(スピーチを考える時など非常に便利。)

一方手書きの方が優れている点も多いので手書きのメリットも整理します。
1、自由自在である。(手書きの方が圧倒的に自由に書けます。)
2、スピーディーである。(手書きの方が素早く書けます。)
3、場所を問わない。(いつでもどこでも、パソコン不要です。)
4、個性が発揮出来る。(書いていて楽しい。芸術的な表現も可能。)
5、書くという作業が考えたり記憶したりすることに良い効果がある。

私は手書きの方が、マインドマップ的な効果、脳を縦横無尽に使うという効果には圧倒的に適していると感じますね。パソコンは整理が得意。この両者の違いを知って使えば良いと思います。

マインドマップの摩訶不思議な効果を実感したいと考えるのであれば、やはり手書きです。手書きをすることで脳に良い刺激を与え、その効能が発揮されていくのですが・・・、

実際に私がこの手書きの良さを実感するのは、もう少し後になります。

 

 

 

 

 

 

次回、マインドマップインストラクターの本音話し4 に続きます。

 

 

 

 

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