思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方 その3
思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方 その3
【線の上にことば】
頭はスッキリ整理したいですよね。そのためにはノートを上手に使うことです。思考をスッキリ整理するためのノート術をご紹介します。「マインドマップ」です。
今回はマインドマップという言葉を始めて聞いたぞ?? という方にも分かっていただけるように、マインドマップの書き方をシリーズでお届けします。全7ステップでお届けします。今日はその3回目、【線の上にことば】です。
ダイジェストの解説動画を作成しました。こちらをご覧下さい。
思考を整理するには、まず、1つのテーマを1枚の紙に書き出すことです。そして、紙の中心にそれを象徴するイメージを書くところから始める、前回までにここまでお話ししました。次にすることは、線の上にことばを書きながら書き広げることです。
まず、「線の上に」について。
線の上にことばを書きます。線の先でも、線の下でもありません。線を書いてその上にことばを書きます。線とことばは一体になるように線がことばのアンダーラインとなるような感じで書くと見栄えが良くなります。このようにルールづけることで、パっと見たときに、分かり易くなります。もし線の上や下にあちこちに書かれていると、統一されていないことになりとてもわかりにくくなります。
次に、「ことば」で書くという点。文章でなくことばで書くのです。私達が頭に浮かんだことは、一旦文章にして表現をしようとします。たとえば、嫁がトヨタの白いプリウスにのって通勤に使った出かけていく、そんな様子が頭にうかんだとしましょう。窓から前の道をみるとその光景が見えた、そんな状況です。
それをそのまま文章にすると上のようになりますが、今頭を整理するために、紙に書き広げようとした時はこのままを書くとすると少々長い!思考をするスピードよりも書くスピードが遅いので、折角色々と広がる発想にブレーキをかけてしまうのです。書くのを待っている内に頭によぎった思考が逃げてしまいます。
紙に書き広げるときは、線を書いてことばで書き広げることが基本です。嫁、プリウス、通勤 これぐらいを線でつないでおけば、十分に情景があたまに浮かびます。思考の速度を止めることなく書き出すためにはキーワードとなる言葉を捉えてつなげて書くようにすると良いのです。
このことには、もうひとつの良い側面があります。思考が発展しやすくなるのです。文章で書いてしまうと良くも悪くもそれだけの意味にしかなりませんが、単語で区切ってつなげてあると、嫁とプリウスのつながりのところから派生して、嫁もそういえば最近疲れ気味だから、安全な装置がついた車が良いだろうな・・・安全、自動運転がやっぱり出来るといいな・・・とどんどん思考が広がっていきます。
頭を整理するということは、まず全体像をつかむ必要がありますので、一旦、数珠つながりで思考を十分に書き広げることが上手く整理するために必要なのです。頭を整理するためには、そのテーマについて頭の中にあるモノをどんどんスピーディに書き出したいのです。線の上にことばとすることで、それが可能になります。
思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方は 全7トピックスでお送りします。
その1【1枚の紙に1つのテーマ】
その2【中心に象徴を書く】
その3【線の上にことば】
その4【放射状に書く】
その5【二つのタイプ】
その6【イメージを使う】
その7【全体を見渡す】
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