思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方 その6

思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方 その6

【イメージを使う】

頭はスッキリ整理したいですよね。そのためにはノートを上手に使うことです。思考をスッキリ整理するためのノート術をご紹介します。「マインドマップ」です。

今回はマインドマップという言葉を始めて聞いたぞ?? という方にも分かっていただけるように、マインドマップの書き方をシリーズでお届けします。全7ステップでお届けします。今日はその6回目、【イメージを使う】です。

 

ダイジェストの解説動画を作成しました。こちらをご覧下さい。

 

思考を整理するには、まず、1つのテーマを1枚の紙に書き出すことです。まずはそのテーマに関わる考えを放射状に書き広げる、整理するのは全体を書き出した後と心得ること。そして書き出す時には二通りのスタイルがあるということ、前回までにここまでお話ししました。今回の説明はイメージを使うことについてです。

さて、私達の思考にイメージはとても大事です。このイメージとはいったいなんでしょうか?

では、子供の時の楽しかったことをを思い出して見て下さい。どんなことが思い浮かぶでしょうか?私なら、幼稚園でコマを回して、始めて上手く回った時のことを鮮明に思い出します。投げたコマがカーテンの影に飛んでいったので、カーテンをめくってみるとそこで勢いよくコマが回っていました。その時の光景、嬉しかった気持ちがありありと思い出されます。

皆さんはいかがでしょう?ここで注意して欲しいことは、この時決して言葉や文章で思い出が出てこないということです。浮かんで来るのはその時の情景や感情です。もし、お祭りの時のことを思い出したのなら、その祭囃子の音楽、屋台の喧騒、食べ物の匂いや味、下駄の感覚、そんなモノが情景として思い出されることでしょう。

つまり、イメージとはあたかもそこにいるかのような感覚です。そして、私達はそのイメージを覚えることで記憶出来るのです。

ですから、何かを覚えようとするときは、このイメージを上手に使った方が遥かに覚えやすくなります。例えば受験生は単に年号を数字として覚えようとしても難しいので、イイクニ作ろう、とかナクヨうぐいすとかイメージをしやすくして覚えます。

頭の整理をする時にもこのイメージを頭の中で浮かべながらするとより効率的です。イメージを使うと多くのことを思い出しやすく、あぁそういえば!と新しい連想をつくりやすくもなります。

マインドマップはこのイメージを上手に使うことの出来るノートの書き方です。中央にはそのテーマをよく現すイメージをイラストで表現します。このイラストは単なる絵ではなく、そこから思い起こされるイメージ、五感や感情を感じられるものにすると効果が高いのです。

また、テーマについての情報を書き出す時に、線の上にことば線の上にことばで書いていくのですが、パっとイメージが浮かんだらそれをことばでなく、そのままイラストで書いた方がわかりやすかったり、連想が働きやすかったりします。だから、マインドマップで頭の整理になれてくるとどんどん絵や記号を使うことが出来る様になります。そしてその方がよりテーマについての頭の整理がしやすくなります。

イメージこそ、頭を水平に垂直に、右脳的に左脳的に思考を使うときのキーになります。頭を上手に整理するためには、このイメージを上手に使うことが欠かせません。思考をビジュアルに見える化したマインドマップとすることで、より効果的に頭の整理が出来るようになります。

さて、いよいよ次回が頭の整理のためのノートの書き方の最終回です。ここまでで、目の前の1枚の紙に、1つのテーマについての情報が十分に書き出されていることでしょう。次は、頭のギヤを変えていきます。思考をまとめて発展させるための最終工程に進みましょう。

思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方は 全7トピックスでお送りします。

その1【1枚の紙に1つのテーマ】
その2【中心に象徴を書く】
その3【線の上にことば】
その4【放射状に書く】
その5【二つのタイプ】
その6【イメージを使う】
その7【全体を見渡す】

 

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マインドマップは、頭をすっきり整理することの出来るノート術です。思考が整理されると仕事や生活が快適に楽しいものに変わります。そんなマインドマップの使い方や書き方の情報をこれからもどんどん発信していきます。どうぞチャンネル登録をお願いいたします。チャンネル登録は こちら です。

引き続き、色々なマインドマップをご紹介しながら、頭ってどう整理すれば良いのかをお伝えしていきます。

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