思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方 その2

思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方 その2

【中心に象徴を書く】

頭はスッキリ整理したいですよね。そのためにはノートを上手に使うことです。思考をスッキリ整理するためのノート術をご紹介します。「マインドマップ」です。

今回はマインドマップという言葉を始めて聞いたぞ?? という方にも分かっていただけるように、マインドマップの書き方をシリーズでお届けします。全7ステップでお届けします。今日はその2回目、【中心に象徴を書く】です。

 

ダイジェストの解説動画を作成しました。こちらをご覧下さい。

 

思考を整理するには、まず、1つのテーマを1枚の紙に書き出すことです。これは前回お話ししました。次にすることは、紙の中心にそのテーマを良く象徴することを書くということです。

理由が3つあります。

一つ目の理由は、頭の整理のための目的をはっきりさせることです。モノを考えている時に、脇道にそれることって多くないですか?私達の脳は、いつもあちこちにアンテナを張っています。気になることや興味が沸いたことがあればそのことを考えてしまうことは、ある意味自然なことなんです。

今度の仕事の企画は、若い人をターゲットにするのか・・・そういえば、うちの娘ももうすぐ誕生日で何かを買って上げなければ、いつ買いに行けるかな?こんどの日曜日に・・・・とこんな具体に、つい脇道にそれます。

1つのテーマ全体を1枚の紙に書き出す。そしてそれを見ることで、筆算をするように思考を展開する。頭を整理するためには、まずこれが基本の第一歩となります。

頭を整理する時は、ちょっと集中したいですね。だから、まず紙の中心に、いまから考えること、その目的目標を離さないようにはっきりと脳に分かってもらいたい。そのために象徴を中心に書くところから始めます。

二つ目の理由は、思考の準備という意味合いです。中央に書く思考のテーマを象徴するもの、これをマインドマップ用語では、セントラルイメージといいます。中央のイメージですね。イメージというぐらいなので、少しカラフルに立体的に、描くというのが、作法になります。

私達が思考を働かせるとき、右脳的な思考(・・絵画的でリズム的、感情的で拡散的、)と左脳的思考(論理的で、計算的、言葉主体で、垂直的)の両方のスタイルがあります。頭を使おうとした場合、多くの人はこの左脳的な頭の働かせ方が大事だと思いがちなんですが、実はそうではありません。

思考を整理したいとき、この右脳的な働きもとても大事になります。両方の思考スタイルをちゃんと働かす方がはるかに思考は進むのですが、普段から右脳を全開で使っているかというとやはりそうではなく、言葉を中心に思考を展開している。・・だから、セントラルイメージはこの右脳的な働きを促すようにカラフルに立体的にイメージフルに描くと良いのです。脳が全開に活発に働きやすくなります。

三つ目の理由は、後で思い出しやすくなります。セントラルイメージにそのテーマを良く象徴するイメージを展開することで、思考をしている時はもちろんですが、後で見直したときも思考がはたらき易くなります。

一度見た絵を忘れることはありません。一度見た絵をもう一度みたとき、あぁどこかでみた絵だな・・と思い出します。一度行った場所も簡単には忘れません。そう、イメージを描くことで、とても思い出しやすくなります。

 

思考を上手に整理するノート術 マインドマップの書き方は 全7トピックスでお送りします。

その1【1枚の紙に1つのテーマ】
その2【中心に象徴を書く】
その3【線の上にことば】
その4【放射状に書く】
その5【二つのタイプ】
その6【イメージを使う】
その7【全体を見渡す】

 

 

 

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マインドマップは、頭をすっきり整理することの出来るノート術です。思考が整理されると仕事や生活が快適に楽しいものに変わります。そんなマインドマップの使い方や書き方の情報をこれからもどんどん発信していきます。どうぞチャンネル登録をお願いいたします。チャンネル登録は こちら です。

引き続き、色々なマインドマップをご紹介しながら、頭ってどう整理すれば良いのかをお伝えしていきます。

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