マインドマップインストラクターの本音話し2「 マインドマップを始める」

マインドマップインストラクターの本音話し2「マインドマップを始める」

前回 マインドマップインストラクターの本音話し1 の続きです。

1、マインドマップの導入編
・マインドマップを始める
・パソコンソフトの効能
・ブログを書く
・コーチングセッションに使う
・インストラクターになる1
・インストラクターになる2
2、マインドマップからみた脳の働き方
3、マインドマップの使い道
4、マインドマップの応用範囲
5、マインドマップの実際

マインドマップとは・・

まず、マインドマップについて、ご存知ない方も多いかと思いますので、実物をご紹介します。

こんな感じです。

こちらのページにも、ギャラリー形式で沢山のマインドマップをご紹介していますので、ご欄下さい。

 

始めてマインドマップをご欄になった方は、「なんじゃ、コリャー!?」という感じかも知れません。私もそうでした。

これは、「問題解決プロフェッショナル」というビジネス本を私がマインドマップにまとめたものです。

私は始めてマインドマップに触れたのが、本屋さんでした。当時はマインドマップがちょっとしたブームにもなっていて、本屋さんのコーナーでマインドマップの特集があって、本が平積みになっていました。いい時代ですね。

私は当時、仕事が半端ないくらいに忙しく、何かいい方法はないものかとフラっと立ち寄った本屋さんで始めてマインドマップを見かけたのです。いや、そのビジュアルに惹かれました。少し立ち読みしてみると何やら不思議な効果のノートであると書いています。俄然興味が湧いたので、早速数冊購入して読んでみました。

これが、良く分からんわけですよ。なんとなく良さそうなことはわかるのですが、具体的にどうすればいいのか分からない。今にして思えば、当時は沢山のマインドマップ本が出ていましたので、色々な表現がされており、何が正しいのか良く分からない状態だったのですね。

マインドマップは、英国のトニーブザンが考案しました。本を読むとそれはわかります。それで、トニーブザン著の「ザ・マインドマップ」を読んでみたのですが、これも良く分からない(笑)。そう、良く分からなかったんです。マインドマップってつまりどういうことかが。もちろん私の読解力の問題もあるのでしょうが、そもそも本からではマインドマップというものは良く分からない、そういう代物なのだと思います。

理由はいくつかあります。
一つ目、マインドマップの考案者トニーブザンの考えていたことが、マインドマップについてだけではないから。トニーブザンの著書は実に沢山あり、研究は多方面に及びます。マインドマップはその一部であり、マインドマップの事を良く理解するためには、トニーブザンの考察全体を知らないとわかりづらいのです。トニーブザンがもともと考えていたのが、人の頭の使い方、どうすれば頭を上手に使って、勉強や仕事が上手くいくのかということで、マインドマップはその一つに過ぎない。だから、マインドマップを論じている本だけではどうも良く分からない、となります。

二つ目、マインドマップを効果的に使うためには、思考の習慣を少し変える必要があるからです。例えば、九九。言っていることは簡単です。1から9までの掛け算を暗記するだけ。でも完全に使いこなすにはちょっとした練習が必要でしたよね。あるいはスポーツや音楽に例えるともっと分かり易いかもしれません。ゴルフやピアノの読本があったとして、読めば書いてあることは理解出来るはずです。しかし、実際本に書いてある通り出来るかどうかとなると、難しいのではないでしょうか?

三つ目、やはり著者ごとの表現の問題。当時は沢山の著者がマインドマップ本を出版されていましたが、やはりその人なりの解釈や個性が入っています。オリジナルから相当のアレンジが入っているものもあり、読み比べるほどわからなくなる。また、出版ということを考えた場合、やはりわかりやすさや美しさは必要だと思いますので、実際に使用するマインドマップとは違う、というものも中には混じっているでしょう。有名なプロゴルファーが沢山いて、その人の試合風景のダイジェストだけを見て、その人の考えの断片だけを聞かされているとすれば、ゴルフとは?とか、自分が上達するためには?という答えにダイレクトに結びつきにくいですよね。そのような危険が本にはあると思うのです。

少し要点が分かりにくいので、ここまでの情報を整理します。

・マインドマップを考案したのは、トニーブザンという英国人である。
・トニーブザンは頭の使い方を研究した中でマインドマップを考案した。
・マインドマップは本からでは分からない。

今回はこんなことをお伝えしました。

 

次回、マインドマップインストラクターの本音話し3 に続きます。

 

 

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です