マインドマップ イメージの使い方12 東京MindMap教室
マインドマップ イメージの使い方12 東京MindMap教室
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前回の イメージの練習1 の続きです。
ビジュアルの練習
イメージとはなんでしょうか?
頭の中に描かれたリアリティをもった仮想の世界、と定義づけられるかもしれません。イメージには現実世界に近いリアリティが必要です。私達は現実世界を認識するときに、五感を使いますね。イメージの世界でもこの五感をしっかり働かせて空想をします。そして、そこに実際いるかのような本当のリアリティには、感情が伴います。そう、イメージは五感に感情まで含んでいると考えると理解しやすいです。
頭の中で美しい草原を描く、さらにはそこに本当にいるかのように五感全体でイメージをする、美しく風に揺れる草花、さわやかな空気、透明感のある空、草の匂い、鳥の鳴き声・・・あぁ、美しいなぁ!
五感で得られる情報量は、視覚が優位で、80%が目から入ってくる情報だと言われています。人によって得意な感覚は違うのですが、やはり視覚情報の想起力を鍛えるのが、イメージ力を高める近道だろうと思います。
マインドマップを書きたいと思う方でも、絵が苦手で・・とおっしゃる方は少なくありません。でも、マインドマップを書くときはやはり積極的に絵を書いた方が良いのです。上手に絵を描こうといっているのではありません。イメージを使い易くするために、頭の中で映像を浮かべる練習をして欲しいのです。
絵を本格的に習ったことはありますか?実は絵を上手に書くためにはちょっとしたトレーニングが必要です。手の使い方、デッサンの仕方、デフォルメの仕方、パースのかけ方、陰影のつけ方。絵を書くというのは技術です。そしてそれらを習得することは誰でも出来ます。絵が苦手だとおっしゃる方はこれらの練習をしていないだけです。絵が上手な人は生まれつき絵が上手なんだと誤解しているのです。
繰り返しになりますが、マインドマップでは絵を上手に描こうとはいっていません。絵が上手にかけた方が楽しいと思うのであれば、絵の練習をすれば良いのです。しかし、そうではなくイメージを使いやすくするために、頭の中でイマジネーションを働かせましょうよ、といっています。決して上手な絵でなくて良く、頭の中でイマジネーションが働きやすいようにそこに感情がこもった表現を入れたいのです。
イラストの練習
そのために一番てっとりばやい練習方法をお伝えします。
ことばから頭の中に映像を浮かべてそれをイラストとして書き表す、そんな練習をすると良いです。今から私が、簡単なことばを言っていきます。それをすばやくイラストで書いてみてください。いきますよ。ひとつ4秒ぐらいでお書きください。
みかん
リンゴ
なし
ぶどう
サッカー
野球
ドライブ
学校
仕事
天気
満足
打ち合わせ
ミーティング
ニッポン
世界
嬉しい
好き
いかがでしょうか?上手くかけましたか?書きやすいものとそうでないものがあったかと思います。抽象的なものになると難しいですね。何度かやっているとしだいに慣れてきます。良く使う感情表現は定番のアイコンみたいにあなた独自のものをつくると良いでしょう。
マインドマップにイラストが多く入る利点は、イメージを働かせやすいということです。それは記憶し易い、発想が湧きやすいということにつながります。私達の潜在意識はイメージを結びつけるように沢山のことを記憶する性質があるからです。セントラルイメージをしっかり書く、ブランチをカラフルにしっかり書く、頭の中から自由に発想を広げる、そのときにもイラストを多用する、こんな風にマインドマップを書いていると潜在意識が刺激され、思わぬ発想がひらめいたりします。
次は イメージの練習4 に続きます。
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