マインドマップ イメージの使い方9 東京MindMap教室
マインドマップ イメージの使い方9 東京MindMap教室
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前回の アイデアの発想2 の続きです。
ブレーンストーミング
アイデアの発想方法として、ブレーンストーミングがあります。何人かの人が集まってアイデアを発想するための会議をいいます。
前回アイデアを出すためには潜在意識に潜ると良いということに触れました。そしてそのための方法のひとつが紙に書き出すことだと。もうひとつの方法は、人と話すという方法です。
人間はコミュニケーションの動物なのです。太古の昔から人間はこのコミュニケーションの能力で他の動物との争いに勝って来ました。情報を交換して一致団結することで他の動物を倒してきたのです。ですから、人は人と会話をするときもの凄く脳が働きます。人に質問をされるともの凄く考えます。
この性質を利用したのがブレーンストーミングです。環境が整えば、人は人がだしたアイデアを取り込み、更に、即座に発展させていくことが出来ます。
コミュニケーションには言語で行う部分と言語を超えて行う部分があります。バーバルとノンバーバルですね。人は言語外のことを敏感に感じ取りながら、コミュニケーションを行います。場面によっては無意識に察知し無意識に判断する部分の方が多いこともあります。
人のスピーチを聞くときを考えると分かり易いですね。ことばでどんなにいいことをいっていてもその態度から情熱や本気度が感じられないと心をうつスピーチになりません。またどんなに高尚なことを話ていてもその人の普段の言動がそれを裏付けているイメージがないと聞く気になれません。
人はコミュニケーションをとる時に多いにイメージを働かせて、潜在意識の力も使いながら行っているのですね。アイデアを出すときのブレーンストーミングもこの潜在意識の力を使うようにすると上手くいきます。
潜在意識とブレーンストーミング
ブレーンストーミングを上手く行うためには、コツがあります。
1、リラックスして発言出来る環境があること
2、参加する一人一人が自分ごととして真剣であること
一つ目のリラックスについて。潜在意識を働かせるようにイメージを沸き上がらせていくためには、リラックスする必要があります。安心してどんどん話ができること。こころを開いて興に乗りどんどん発想をしていくとイメージが活発になり脳が関連のある連想をどんどんしてくれるようになります。
このためには、あぁ、本当にどんどん話していいんだ・・と感じられることが大事です。そのためには、発言したことを批判されない、欠点を指摘されたり現実的はどうか?などと判断をされないことが肝心です。また、話をする場に権力関係が感じられると途端に緊張感が走ります。こんなことを言うと後で上司からの評価が下がってしまうのではないか?と感じてしまうと脳はもう働きません。
ブレーンストーミングの場は皆で悪乗りをして発想を揺さぶっていく場である、まとめる必要も評価する必要もなく自由に話し合える場であるとなっていることが理想なのです。
二つ目の一人一人が自分ごとであることについて。ブレーンストーミングをする前に個人個人がまず最低でも3つぐらいの自分のアイデアをもっておくと良いです。いきなり考え出すことはムリがあります。参加メンバーの思考にエンジンがかかっておらず、その場で在り来りなアイデアばかりが出るようだとしらけてしまいます。熱量が感じられず、脳が乗っていきません。
ブレストの理想的な状態は、人気アイドルのコンサート会場をイメージすると分かり易い。みんなが一つのテーマに対して熱狂して一体となっていると自由に発想の飛躍が始まります。冷静に覚めているときには思いもつかなかったアイデア、常識ではありえないでしょう、と思えるアイデアもどんどん出していくことが歓迎される、そんな雰囲気がブレーンストーミングには欲しいのです。
そのためには、一人一人がまず自分のもてる力を振り絞ってアイデアをまず出しておく、その上で真剣味と情熱をもってブレーンストーミングを行うとみんながトランス状態に入って、とても大胆な面白い発想が飛び出すようになります。まさに脳の嵐を起こして行けるのです。
リラックスをした中での集中状態、これがブレーンストーミングでアイデアが湧き出しやすい状態です。そのためには頭の中でイメージ活発に働かせて、まるで夢想するようにしていく、皆でひとつの熱狂状態をつくるつもりでブレーンストーミングをおこなうと良いのです。
次は アイデアの発想4 に続きます。
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