マインドマップ 絶対ムリをチャンスに変える セルフコーチング17 東京MindMap
マインドマップ 絶対ムリをチャンスに変える セルフコーチング17 東京MindMap教室
ゲシュタルト心理学
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ゲシュタルト心理学
前回の セルフコーチングのコツ の続きになります。
人間がモノをどのように認識するか?と考えたとき、このゲシュタルト心理学がヒントになります。
ゲシュタルトとはドイツ語で全体のことです。私達人間は部分部分を捉えてひとつひとつを理解しているのではなく、全体を一つとして捉えてそこに意味を見出すのです。例えば音楽、音のひとつひとつを捉えて感じるというよりも、音全体の繋がりの中で一つの音楽として捉えています。
変調をしても同じメロディとして認識出来ることからも全体を捉えて理解しているということが納得出来ます。
人間がゲシュタルトを認知するときの法則をプレグナンツといいます。
1、近接しているものは、同じグループとして認識する。
2、同じような形のものは、同じグループとして認識する。
3、閉じた形になるように認識しやすい。
そして、この全体で意味をもっていたはずのものが、突如として崩壊することがあります。ゲシュタルト崩壊といいます。例えば、ある漢字をみているとき、「あれ?この漢字ってこれでよかったっけ?」と思うことはありませんか?いつも見慣れている漢字がなんだか突然これで良かったのかがわからなくなるという現象。
健常な方でも起こる現象です。
冒頭のマインドマップのセントラルイメージはルビンのツボです。真ん中のツボの形に注目すればツボに見えますが、両サイドの顔に注目すれば顔が向き合った絵に見えます。どちらに注目するかで、見え方が変わってきます。
人間の認知能力は、面白いですね。
ゲシュタルト療法では、人間を心と体は一体、一つのものだとして施術を行います。心にムリがかかるような高ストレス状態だと胃が痛くなる、ではこの胃が痛い原因を取り除くための心のあり方はどうすれば良いのか、と考えます。
今ここを徹底的に認識して、現在を知覚することを治療の鍵とします。
マインドマップとゲシュタルト心理学
さてこのゲシュタルト心理学、マインドマップと深い関わりがあります。
マインドマップはひとつのテーマを一枚の纸に書き出すことが基本です。そしてブランチと言葉を書く手順として、まず思いついたこと、直感として感じたことを、素直にことばやイラストとして書き出していきます。思考するというよりも直感、インスピレーションを大事にそのテーマで感じることをどんどん書き出します。
ひとつのテーマについて 自分が持っている考えや記憶、連想されるものを纸一杯に書き出します。このときは深く考えないのがコツ。思いつき、直感を大事にして書き出します。
そうして、だいたい出し切ったなと感じたら、全体を眺めます。ゲシュタルトですね。全体を俯瞰するように眺めるのです。書いている途中で気になったことばにマークをしたり、関連付けるように線で結んだりしながら、全体から何を感じるか何を思いつくか何を新しいアイデアとして得れるかを考えます。
このとき、「おお、そういうことか!」「あぁ、ここがまず第1に大事だな」という思考の飛躍や発見が多くの場合に起こります。これが、マインドマップの醍醐味でもあります。
人間は2次元に書き出された纸を眺めた時に、一番思考が働きやすいと言われています。マインドマップは全体を書き出して眺める、このように使うと思考が全体的に整理させれて新しい発見が生じます。
次回は、第一回 絶対ムリをチャンスに変える思考を見える化する講座 2017/10/9 に続きます。
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