マインドマップ 絶対ムリをチャンスに変える　セルフコーチング23 東京MindMap教室

絵画療法に使う

 
 
 

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絵画療法

前回の　しあわせのミニマインドマップ　　の続きになります。

心理療法の分野に、芸術・表現療法があります。

日頃、多くの人は絵や音楽に触れてとホッとする時間を持とうとしますね。芸術に触れることで、自然と仕事や人間関係のストレスから開放されるからです。

また、カラオケを大声で歌ったり、踊りをおどったり、太鼓をたたいたりするとスッキリしますし、絵を書いたり、習字をかいたりで自己表現をするとこころが洗われるように整理がされます。

私達は、見る、聞く、歌う、踊る、描く、書くといった手段を用いて、自分の感情や欲求を表すことができます。そうすることで、感情の調整や意識・意欲・感覚の活性化や統合の促進が行われます。

これらの働きを利用して心理的な施術を行っていくのが芸術・表現療法で、中でも絵画療法や箱庭療法などがよく知られています。

絵画療法の中には樹木画を書くことでクライエントの心理状態を見よようとする方法、一枚の紙に家・木・人を書き込む方法、風景を構成していく方法、自由に殴り書きをする方法や、クレヨンでまったく自由に描く方法などがあります。

マインドマップは、様々な使い方が出来ますが、特にフルマインドマップを自由に、カラフルに描いていくことでこの絵画療法に近い効果を持たせることが出来るのではないか、と思います。

マインドマップの開発者、トニーブザンも五感を鍛えよう！芸術的なマインドマップを描こう！とマインドマップの表現手段としての使い方を大いに推奨していました。

 
 
 

思いを表現をする

先日セミナーにご参加された、幼児教育に携わっている方が、これは子供に書かせるといいわねー、とおっしゃっていました。まだ、言葉や文章で自分の思いを表現出来ない子供でも、マインドマップの書き方、単語のつながりやイラストを沢山使う表現方法であれば、自己表現をしやすいのではないか、というお話でした。

まったく、そのとおりだと思います。頭の中にあることを自由に書き出すことが出来るのが、マインドマップです。子供心を取り戻せ！とトニーブザンは強調しています。

私も、この絵画療法のような自由なマインドマップをよく描きます。すっきりしてもの凄く気持ちいいから。冒頭のマインドマップは、すこーし、心を落ち着かせて、頭をカラッポにしている状態から、やがて浮かんで来たイメージをマインドマップに書きとめたものです。

浮かんだイメージはエジプト時代のような風景の中、クレオパトラのような女性が星をみたり、水晶を見たりして、大きな建造物の設計を司っている情景でした。

どうしてこのようなイメージが浮かんだのかはよくわかりませんが、私の中に何か星のような真理を読み取りながら、設計をするような仕事に憧れがあるのかもしれません。イメージを書き留めている時は、夢中なのですが、書き終わったあとは、不思議とスッキリした感覚を味うことが出来ます。

マインドマップは整理されていない、自分でもよく分かっていないような思考を書き出すことが出来るのが、良いところです。まとめようとせず、整理しようとせず、とにかく自由に書き出してみる、それだけですっきりすることが出来ます。書き出されたものを眺めることで、あー、こういうことかも・・と後で解釈をしていくことが出来ます。

このような絵画療法的な描き方も、効果の高いマインドマップの使い方のひとつと言えます。

 
 
 
 

最後になりました。岡べまさみちが登壇する、直近のセミナーのご案内です。分かりやすい講座を心がけていますので、是非ご覧ください。講座のご案内は　こちら　です。
 
 
 
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