マインドマップ イメージの使い方15 東京MindMap教室
マインドマップ イメージの使い方15 東京MindMap教室
マインドマップで思考を見える化する講座のご案内はこちらです。
ビジネスパーソンの絶対ムリをチャンスに変える 思考を見える化する講座
前回の イメージの練習4 の続きです。
想起
私達はモノを思い出すとき、どのように頭を働かせているでしょうか?ちょっと質問をしてみますので考えてみて下さい。
昨日の夜7時半、あなたはどこで何をしていましたか?
えーっと、私の場合は、会社の同僚と居酒屋で飲んでいました。
なるほど、ではなぜそれが7時半だとわかりましたか?
昨日は仕事で出張をしていたのですが、その打ち合わせが終わったのが5時半でそこから移動に1時間かかっています。スマホで乗り継ぎの検索をしたので覚えています。
なるほど、以外と早く終わったということはありませんか?
いやー、2次会にはいってませんし、家に帰ったのは何時か良く覚えていませんが、終電間際の電車で結構遅かった記憶がありますので、7時半は間違いなくそこで飲んでいました。
と、こんなふうに思い出していくのではないでしょうか?私達がモノを思い出すとき、多くの場合頭の中でシーンを繰るようにして思い浮かべます。前後に何があったかを思い浮かべるように繰っていきます。そして、ヒントになりそうな映像がヒットしたら、それを手がかりに記憶をつなげていきます。えーっと、その日は確か4時頃から打ち合わせが始まったな。そうそう終わったのは5時半で・・・・
ひとつのヒントがイメージ出来たらそこから関連をつなげていくようにして思い出していきます。これがわかれば、モノを記憶するときにはこの逆をすれば良いということが分かります。イメージを関連付けるようにして記憶すると思い出すことが容易になります。
私達は本来もの凄くたくさんのことを覚えています。見たり聴いたり経験したことを忘れることは本来ないのかもしれません。しかし、上手く思い出せない。ですから上手く思い出せるように工夫することが記憶のコツと言えます。
2.2360679
これなんでしょう?
富士山麓、オウム鳴く。そうルート5ですね。これを記憶するときは まず、ルート5をオウムの顔に見立てて、オウムが連想できるようにしておきます。そして、とても大きなオウムがバッサバッサと飛んできて富士山の頂上にとまって大きな声でないているところをイメージして下さい。鳴き声はそう「フジサンロク オウムナクー」ですね。
こうすると、もう忘れることはありません。
マインドマップと記憶
冒頭のマインドマップをみて下さい。イラストがたくさんありますね。そして全部が枝で関連づけるようにして書かれています。マインドマップはもともと記憶を上手にするためにはどのようにノートをつくれば良いのだろうか?という目標で開発されました。記憶のためのノート術として編み出されたのです。
だから、イラストを多く入れています。特に記憶のためにマインドマップを書く場合、本や教科書をまとめたり、講義をノートにとるときは、記憶のポイントとなるようにイラストをいれれば良いのです。
このマインドマップは昨年受けたセミナーを記録用として書いたマインドマップです。講義を聞きながらリアルタイムで書いています。私はセミナーの記録をとるときは、まず講師の方の表情や服装をセントラルイメージに書きます。そして、講師の方が説明をするときに書いた板書はすかさずメモします。
このようにしてマインドマップを描くとそのセミナーの内容の要点は全て記録出来ます。そしてあとから見直したとき、驚くほど上手く内容を思い出すことが出来ます。そのときの雰囲気や気分をありありと思い出すことが出来るので、セミナーに参加する価値がとても高くなるのです。
マインドマップを有力な使い方が本や講義を記憶するために使う方法です。学習効果がとても高くなります。少しの慣れでとても簡単に書けるようになりますので、ぜひお試しください。
次は 記憶2 に続きます。
最後になりました。岡べまさみちが登壇する、直近のセミナーのご案内です。分かりやすい講座を心がけていますので、是非ご覧ください。講座のご案内は こちら です。
“マインドマップ イメージの使い方15 東京MindMap教室” に対して1件のコメントがあります。