マインドマップ使い方No43 書いて考える技術 東京MindMap教室
マインドマップ使い方No43 書いて考える技術 東京MindMap教室
マインドマップは書いて考える技術です。
書いて考える
そもそも私達の頭は、短期的な記憶力はあまり強くありません。ですから、私達はあまり頭の中であれこれ考えることが得意ではありません。沢山の条件を並べ立てて、論理的に整理するには脳のメモリーが少なすぎるのですね。
算数の計算を考えてみると良くわかります。
1+5= ?
これは簡単ですね。6です。暗算で苦もなくできますね。
では、
3467 × 5634 = ?
これはちょっと暗算では無理ですね。でも、纸に書くと出来ますよね?計算が複雑になると筆算をしないと出来ません。(もっとも電卓があれば一発ですが。)
これは、思考をするいろんな場面でも同じことが言えます。頭の中であれこれ考えてみても、気づけば話が堂々巡りになって、出口が見えず悩みが深くなるだけってこと多いですよね?
やはり、物を考えるときは纸に書き出すことが、思考の助けになります。
纸に書き出すときのちょっとしたコツは、始めから整理して論理的に書き出そうとしないことです。あまり整理せずどんどん書き出す。なるべくあたまに浮かんだシーンや思いつきを単純なことばやイメージ図で書き出すこと。
書き出すときは、やはりマインドマップが便利です。中心テーマから放射状に書き出しますので、思いついたことを自由に書いていくことが出来ます。
書き始めると不思議なもので、それに関連した発想がどんどん湧いてくるように出て来ます。纸に書き出すことでそれを覚えておく必要がなくなるので、脳が他にもっとないか?と関連した情報を探しにいくことが出来るのですね。
全ての情報や思いを紙に見える化したとき、なるほどねーとかあぁそうか・・とか、筆算をするかのように、思考が発展します。
書いて考えるシーン
書いて考えることは色々な思考のシーンで行なうべきですが、そのシーンにもレベルが色々ありそうです。思考の抽象度でレベル分けしてみました。
初級(少し複雑なことをすっきり整理する。)
読書メモ
ToDoリスト
中級(ぱっと答えを出せないことを見える化する。)
業務改善
会議
コーチングでの視点の移動
上級(ひらめきが必要。深く考える。)
アイデア
ビジョン
成功法則
マインドマップを使いこなそうとするときは、このレベルを意識すると良いと思います。抽象度の低い初級のシーンに使う時はスピードを重視するとマインドマップの使える感が出ます。
中級、上級のシーンでは、マインドマップの使い方にもひと工夫が必要になります。何度か試しながら工夫を重ねましょう。色々な使い方の事例が書籍などで紹介されていますので、それらを自分なりに使い易いテンプレートを作るつもりで書いてみて下さい。(もちろんこちらのホームページや岡べまさみちの講座を利用する手もあります!)
きっと、ああ マインドマップって使えるなー と感じていただけると思います。