マインドマップ使い方No42 仕事に使う 東京MindMap教室
マインドマップ使い方No42 仕事に使う 東京MindMap教室
マインドマップは仕事に使える!
仕事に使える!マインドマップ
マインドマップは書いて考える技術です。頭の中を 速く・深く・見やすく 書きす技術です。全体を見える化することが出来るので、理解が進み、新しい気づきを得られ、解決策がぱっと浮かんだりします。
マインドマップは考えることを効率化するスキルですので、書き慣れてくると、それこそあらゆるシーンで 使うことが出来るようになります。
でも、最初はどう使っていいか、迷いますよね。慣れないうちはなかなか書きにくいのも事実です。私はマインドマップの基本講座では、書き方やルールを中心にお伝えするのですが、そこから先は受講者の方がある程度自力で、自分なりの使い方を 見つけていただくことになります。
実践練習会のような場を設けて、そこで繰り返しやっていける仕組みがあれば良いのですが、今のところなかなかそれも難しい・・。そこで、仕事に使えるシーンの中から、いくつかテンプレートのようなものを作れば良いのでは?と思いつきました。
まずは、仕事に使うマインドマップ、どんなシーンがあるか、今一度書き出してみます。参考にしたのは、トニーブザン著のザ・マインドマップ、ザ・マインドマップ(ビジネス編)です。また、冒頭のマインドマップはコンピュータソフトを利用したもので、使用したソフトはiMindMap。マインドマップ純正のソフトです。
本より、ランダムに抜粋してみると、
1、スケジュール術
2、目標設定
3、意志決定法
4、戦略思考
5、問題解決
6、営業術
7、会議術
8、コミュニケーション
9、発想術
10、プレゼン術
11、書く技術
12、トート術
となりました。
ビジネスユースとして
マインドマップを使えるシーンは沢山ありますが、ビジネスユースとして考えるときには、次の3点にまとめると分かりやすいと考えました。
1、個人の基礎能力の向上
仕事をしていく上でのそもそもの基礎能力を向上させる。メモをとったり、スピーチや企画を考えたり、仕事の整理をしたり、本を読んだり、といった基礎能力を高めるためにマインドマップを使う。
2、問題解決
仕事には毎日問題が発生します。問題解決こそが仕事といってもいいでしょう。大きい問題、小さい問題。まだ顕在化していない問題・・・
これらを解決するためのヒントをマインドマップで考えていきます。
全体把握
要因の洗い出し
理想の姿の明確化
対策のアイデア出し
グループでの認識共有や解決策の立案
コミュニケーションの円滑化
3、会議
仕事の多くの時間を会議にさいているのではないでしょうか?この会議が効率の悪いものだったり、成果が出ないものだったりすると、仕事全体でも効率が悪く成果の出にくいものになってしまいます。会議の目的をしっかりもって、発展的で創造的な会議にしたいものです。
マインドマップを使うと会議が見える化し、創造的になります。
会議の目的にはいくつか種類がありますね。
A、情報共有を目的にしたもの
B、指示命令を目的にしたもの
C、進捗確認を目的にしたもの
D、合意形成を目的にしたもの
E、解決案出しを目的にしたもの
F、実行計画作成を目的にしたもの
A~Cについて、これらの会議はあまり発展的な要素はないので、要領よく短く打ち合わせしたいですね。マインドマップの出番はあまり多くないかもしれません。
D~Fでは、全員が積極的に参加することが会議の成功につながります。そのような仕掛けをマインドマップでつくることが出来ます。会議の構成案、事前の準備、会議中のファシリテート、議事録。これらにマインドマップが使えます。
このような切り口で、いくつかの仕事に使えるテンプレートを考えていきたいと思います。
この他にもこんな場面がある、とか、このようなテンプレートが欲しいなど、ご意見頂ければ幸いです。