濃密なマインドマップの書き方

濃密なマインドマップの書き方

ダイジェスト動画を作成しました。こちらをご欄下さい。

こんなに沢山覚えきれない・・・・
これは手順が多すぎてすぐマスター出来ないよね・・・

複雑なものは取り扱いに困りますよね。例えば、セミナーを企画して進行をしようと思う。でも、まる一日のセミナーで細かくやることやタイミングを決めてあるので、内容が結構込み入っていてフ・ク・ザ・ツ、これは覚えるのが大変・・こんな時どうしようかちょっと悩みます。

でも、大丈夫(笑)。。こんな時こそ、マインドマップで詳細な内容を見える化してしまいましょう。

少し大きめの紙(A3)に、少し細めのピンペンでマインドマップを書いていきます。私が愛用しているのが、STAEDTLERのtriplus fineliner。STAEDTLERはドイツのメーカーで製図用品では世界トップクラスです。ペン先が固く耐久性があり、書き味がいつまでも落ちません。0.3mmなので、細かい文字やイラストもにじむことなくカラフルに描くことが出来ます。

紙の中心にテーマをよく表すイメージをイラストで書いて、放射状にカリキュラムの大項目を時計廻りに右上から書き込みます。

情報量が多いので分かりやすくなるように、線やイラストの外郭を黒のピンペンでまず書き出します。そしてカラーのピンペンで色付けをするようにします。項目ごとに色を使い分けて、強調する箇所や目立たせたいところを意識して色を変えるように工夫します。

更にまとまりがひと目でわかるように区画を区切って色鉛筆で彩色します。色鉛筆を上手に使えるようになるとマインドマップの表現の幅が一気に広がります。

こうすることで、沢山の情報量を分かりやすくマインドマップにまとめることが出来ます。このマインドマップを書く目的は込み入った情報を整理して見やすくすることですので、丁寧に書き込んでいきましょう。

そうそう、マインドマップは用途に応じて書く道具や描き方を変えると良いのです。「何かを発想しよう」という時は素早くダイナミックにカラフルに、「議論をしよう」という時は素早く関連付けをみながら、「深く自分を見つめたい」という時はイマジネーションを刺激しながら、太めのペンでゆっくりと・・・

色々な用途に使えるのがマインドマップの良いところです。

ところで、あの世界的飛行機メーカーのボーイング社がマインドマップで複雑な情報を見える化して成功したことは有名です。飛行機の整備マニュアルは内容が膨大で複雑、マスターするための研修も長期に渡り効率が悪かったのですが、整備マニュアルをマインドマップ化することで短時間ですむようになり大きなコストカットを達成出来ました。さすがマインドマップですね。

私も、セミナーを主催して講師をする時は、必ずそのセミナーの内容をマインドマップにしておきます。やる内容がまるっと分かり易くなり、ストーリーが全部頭に入るので、自信をもってセミナーを行うことが出来ますから。

複雑な手順があるものこそ、マインドマップで見える化して下さい。とても仕事がしやすくなりますよ。

今回のマインドマップは先日アンケートを取りましたマインドマップトップ10ランキングで5位にランクインしたマインドマップです。トップ10の動画は こちら です。

引き続き、色々なマインドマップをご紹介していきます。

 

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