マインドマップ書き方No20 問題解決のコツ2 東京MindMap教室

2017-04-17

マインドマップ書き方No20 問題解決のコツ2 東京MindMap教室 

対策案を考える前に!
マインドマップ 問題の原因

 
 
 
 
 

point 真の原因を追求するマインドマップ

問題を解決するためには、真の原因を特定してそこに集中的に対策を打つことです。残念ながらこれが出来ていないことがまことに多い。問題が発生したとたんに、それに対して効果がありそうだと思う対策を早速打つ。応急処置としては良いのかもしれませんが、そうした拙速な対応は的を外していることが多い。問題は一旦先送りされますが、あとでまた同じように再発してしまいます。

ひとつの例を示します。

あなたは大手不動産会社の分譲住宅を購入してこの春に引っ越したとしまししょう。新しい我が家で心も踊ります。ところが、先日の強い雨の時に、リビングの窓から雨が漏って来ました。なんということでしょう!問題発生です。早速、不動産会社のアフターサービス部に連絡をして見に来てもらいました。

「あー、奥さん申し訳ないねー。この窓の上から漏ったんだね。早速この上のところに防水シールをしておくからね。」状況を見に来たアフター担当のおじさんは、ささっと、処置をしてくれしばらく様子を見るようにいって帰っていきました。あなたは、ほっとしてコーヒーを入れしばしくつろぐのでした。

・・まずは一安心したいところですが、残念なことに、この処置では次の強い雨でまた雨漏りがする可能性がとても高いです。なぜなら、このおじさんは原因を究明しようとしている気配がまったくないからです。雨漏りがするのは、どこかに防水上の問題があるからです。建物というものはキチンと防水工事がされておれば、少々の雨で雨漏りがするようには設計されていません。

防水ラインの施工は、建物の表面ではなく建物の内部でされているものでして、外から少し見た程度ではその欠陥となっている箇所はわからないのです。それをこのおじさんは外見をみて、ささっと表面上の処理をしただけで帰っていきました。

これでは、歯が痛いので歯医者さんにいったときに、表面に痛み止めの薬を塗っただけの状態と同じです。この歯の痛みの原因である虫歯をキチンと処理しないと、薬の効き目が切れたとたんに痛みが再発します。雨漏りの処理も虫歯の治療のように、少し奥から処理していかないと上手く治りません。この家の雨漏りも同じで、やはり表面的な防水の処理をするだけでは、補修としては不十分でした。あなたの期待も虚しく次の大雨で再発したのでした。

雨漏りの話ならまだましなのですが、これが仕事の話となると事情がもっと複雑になり、問題の真の原因がわかりづらいことが多いです。真の原因を突き止めようとするとそれ相応に労力がかかります。つい場当たり的な対策をうって良しとしがちです。これが小さな問題であればあまり悪影響を心配をしなくても良いのかもしれませんが、多くの部門にまたがるような、全社的な問題の場合、思いつきで対策を打つのはとても危険です。ヘタをすれば社運に関わる結果を招きかねません。

実際に色々な企画書を見ますが、納得性の高いものは少ないです。内容をもの凄くシンプルに要約すると「こんな問題があります。原因はよくわからないのですが、こんな対策を打ちます。」となってしまっていて、ガッカリすることが少なくありません。

 
 
マインドマップ問題の仮説思考

 
 
 

point 原因追求のための仮説思考とマインドマップ

問題を解決するためには原因を追求して、なぜその問題が生じているかをはっきりさせる必要があります。もう一度雨漏りの例をみてみましょう。その後どのような経過をたどったのでしょうか?

再発した雨漏りで、あなたは少しキレ気味にメンテサービスへ連絡を入れます。怒りの見えるあなたに恐れをなしたのか、メンテの受付係はべつの担当者をよこしました。今度来た担当の方は、もっと慎重なタイプの人です。
「雨漏りをしてすみません。原因の箇所を確かめたいので、お水をかけるテストをさせてください。」
その担当者は持参したホースで水をかけていきます。まずは水の上に。数分水をかけ続けると少し様子を見ます。水はもってきません。次はその少し上にある、壁のクラック。ここにも数分水をかけ続けます。そしてまた様子をみる。次に窓の上にある幕板の板金の継ぎ目。少し水をかけると、たちまち水が漏れてきました。

「あー、この板金の継ぎ目ですね。この中がどうなっているか、少し調べてみます。」その担当者は、板金を少しめくりながら、内部を観察しています。

「他にも原因の箇所があるかもしれませんので、もうしばらく続けます。」その担当者は更に上部に水をかけていきます。ベランダの床、ベランダのサッシ、ベランダの手すり・・・
そしてようやく結論が出ました。
「この幕板の板金が原因でした。今は濡れてしまっているので、処置が難しいので後日また来て処理をさせてください。」こうして、無事に雨漏りは解決しました。

問題解決のためには、この雨漏り処理のように、原因を確実に突き止め、そこに対策を打つ必要があります。この原因を確認する作業の時に、ひとつのコツがあります。それは、原因がここだろうと推測しておくこと。いわゆる仮説思考です。この原因を仮定しておくことで、調べる作業が効率的になります。

先の担当者に聞いてみましょう。あの雨漏りの原因はいつわかったのですか?

「そうですね、実は原因の箇所は最初から分かっていました。この分譲地の建物は大体同じような工事をされていて他のお宅でも同じような箇所から雨が漏っていますから。建物の外観を見たときに、ああ、ここだろうな、、とあたりはついていました。ただ、本当にそうかは確かめる必要があります。別の原因がないとは限りませんので、そこを潰しておく意味で、水かけテストをしました。」

この担当者はなかなかのベテランです。雨がもるメカニズムとパターンを理解しているので、調査も対策も適確でした。おかげで無事あなたは雨漏りの心配から開放されました。

私達も問題を解決しようとするときに、ああ、ここが原因だろうな、と推定することが大事です。そしてその推定が正しいかどうかを確認するための調査をすることです。この仮定がないと闇雲にデーターを集めたり、テストをしてみたりすることになり、原因がいつまでたってもはっきりしません。

問題の原因を突き止めるためには、あやしい箇所の推定をし、それを裏付けるように調査をする。もし外れたならば次の原因の推定をし、またそれの裏付けをとるように調査をする、といった仮定→調査のサイクルを回すことが大事です。

まずは考え得る原因をマインドマップでリストアップしてみましょう。マインドマップなら沢山の項目を一覧にすることが出来ます。そして、まずはここかな?とあたりをつける。これが大事です。そして、それを確かめるように色々調べてみる。

経験を重ねると、このあたりの精度があがってきます。皆さんも、原因の仮定をする習慣を付けて問題解決の精度を上げてください。

 
 
 
 

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