マインドマップ書き方No18 アイデアのコツ1 東京MindMap教室

マインドマップ書き方No18 アイデアのコツ1 東京MindMap教室 

思考を発散させる
マインドマップ ガラスのコップミニ

 
 
 
 

point 連想が働く

仕事でちょっと頭をひねらないといけない。そんな時、マインドマップは発想を広げるのにとても便利な書き方です。

例えば、皆さんがガラスコップのメーカーの企画担当だとしましょう。新しいガラスコップの商品企画をしようとの話が持ち上がって、それでは各自でどんなものがあるかとにかく案をだして検討しようということになりました。アイデアは数が勝負ですので、とにかく沢山出してみたい、とあなたは考えます。

まずは、ガラスコップの使い方ってどんなものがあるんだっけ?頭で考えているだけでは始まりませんので、少し書き出してみましょう。このときにノートやパソコンで書き出すのが普通のやり方でしょうか。そうするとこんな風になります。

マインドマップ リスト

 
 
 

頑張って出していくのですが、なかなか苦しい作業です。あまり沢山の項目が出てこないし、発想が普通の感じになってしまいがちですね。

そこで、マインドマップを使います。
思考を自由におもいつくまま発散させるためですので、ここではミニマインドマップで書き出してみようと思います。

冒頭のマインドマップを見てください。
セントラルイメージにまず、ガラスのコップを書いてみました。いろいろな使い方が広がりやすいようにひとつではなく3つ、それぞれ特徴を持たせながらイラストを書きました。

その絵をみながら、ガラスのコップの特徴を考えてみます。そして思いついたことを躊躇せずに書き出します。枝を書いてその上に言葉を書きます。見ていただくと、右下の一つ目にあることばがガラスです。ガラスのコップなのでガラスって当たり前ですが、その特徴はと考えるとああガラスだなーと思ったので、躊躇せずにまずはガラスと書いてみます。

次にガラスといえば?と連想を働かせてみます。マインドマップで思考を発散させるときには、連想を働かせて躊躇しないて書くことがコツです。ガラス・・と考えてみるとトーメイ、冷たい、割る・・などの特徴が思いつきます。そこから更に連想を続けます。割るといえば、良くきれるなぁ、ものを切るカッターで使えるな、まきびしみたいに床にまくと誰も近寄れなくなるので防犯になるな、そういえばあのガチャーンと割る感じ、ちょっとしたストレス発散になるかもな・・

こんな風にどんどん連想を広げます。
次にガラスのコップといえば・・・ふむふむ、そう入れるだよな、入れるといえば、計量器とか、衣服を入れるとか?

連想は人によって違います。その違いが面白い発想を産みます。あなただけの連想こそがアイデアの源になるので躊躇しないで書き出しましょう。マインドマップを使ってこんな風に連想をひろげると、とても沢山のヒントを書き出すことが出来ます。箇条書きで書き出すよりも、自由にそして連想も3段階ぐらい深く、とても沢山のアイデアを出すことが出来ます。

 
 
 
 

point マインドマップで発想を広げる

さて、マインドマップはここで終わりではありません。ここから更にひとひねり出来るところがマインドマップの書き方の面白いところです。ひととおり出し終わって、紙がいっぱいになったら、そのマインドマップを俯瞰するように眺めてみましょう。そして、気に入った言葉を拾い出してマークをするようにまるで囲みます。

ふむふむ、目覚ましというのは面白い。照明、音、タイヤ、下着 なんかも面白いと思った。
マインドマップ 思考の発散2

 
 

次に、それらの言葉からもう一段連想を広げます。アイデアは組合わせなので、この気に入ったことばどうしを組みわせてなにか思いつかないかを考えてみます。むりにでも結び付けていままでにない新しいガラスのコップの使い方のイメージを膨らませます。

時計とガラスのコップを組合せて、目覚まし時計みたいにするのは面白い。時計つきガラスのコップ?
さらには照明を組合せて夜はナイトスタンドとして、朝目覚ましが鳴るときは、強めの光が出るようにして・・・

下着をガラスのコップに入れるのは、斬新だ。可愛らしい形にすると若い女性に受けるかも。更に、いくつかのガラスを組み合わさるようにしておくと収納器っぽくて面白い。タイヤのように動くようにすると移動式になるな。それに靴下を入れるとするとお部屋のオブジェ的にもなるのではないか・・・

マインドマップは放射状に書くことが特徴ですが、このことにより、全体を俯瞰して発想をさらに発展させることが出来ます。こうしてちょっとユニークな新しいガラスのコップの使い道を、沢山出していくことが出来ました。

そして、マインドマップを使ってこんな風に発想を広げる方法は色々なことに使うことが出来ます。中心にもってくるテーマはガラスのコップだけでなく色々なものに置き換えることが出来るのです。

例えば

・自分の仕事の方向性
・今度の休日の過ごし方
・あの人へのアドバイス
・新しい広告宣伝のコピー
・ブログのネタ
・今度のセミナーの企画

中心にもってくるテーマはなんでも可能だと思います。あー、もっと色々な方法があるはずだ、とかもっと広い視野から考えてみたいと思ったら、マインドマップの中心にそのテーマを据えて考えて見てください。面白いように発想が広がりますよ。

みなさん、是非一度お試し下さい。

 
 
 
 

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