マインドマップの書き方 人物像編(大島優子) 東京MindMap教室

 point イメージ力をつける書き方

マインドマップで人物像を書くとイメージ力がグングン上がっていきます。

マインドマップの書き方で人物像を書くという方法があります。ある人物を描写するためにその人物を象徴するようなイラストをマインドマップで書いていきます。その人物を上手く表現しようとすることで、観察力が上がりイメージ力が上がっていきます。

イメージ力が上がると色々いいことがありますが、分かり易いのは問題解決力があがるということです。問題解決力とは、新しい解決方法を発想する力です。発想する力は色々なことを頭の中でイメージして組合せを考える力でもありますので、イメージ力を上げることで問題解決力が上がるというわけです。

マインドマップ 書き方 似顔絵 大島優子

 
 

 point マインドマップの書き方の悩み

マインドマップを書いていくとき、書き方で一番多い悩みがこれではないでしょうか?
「絵が書けない・・・」
実に多くの方が絵が上手く書けないとおっしゃいます。そんな時の私の答えはこちら。「絵は下手で構いません。抽象的な絵の方がイメージが湧いてむしろいい場合が多いのです。」これはウソではありません。マインドマップは人に見せるものではなく、自分の思考過程を助けるためのものですので、絵は下手でも構いません。

しかし、絵で色々なことを表現出来るようになると思考を膨らませ易くなることも事実です。そして、何よりイラストが上手くなってくるとマインドマップを書くことがますます楽しくなってきます。

マインドマップの発案者トニー・ブザンも芸術心を養えと言っています。科学と芸術の融合こそが、天才の脳の使い方であると喝破したからです。脳の上手な使い方は右脳と左脳を相乗的に使うことだからです。

残念ながら現在の私達はあまり絵を書く機会を与えられずにきています。学校の教育がそうなっており、社会に出てからも特殊な職業でもない限り、絵の脳力を求められることはあまりありません。これらの結果私達はイメージ力をあまり鍛えずに来てしまっています。イメージ力こそが天才の条件かもしれないのに、です。

イメージ力を鍛える書き方

イメージ力を鍛えるいい方法があります。絵を書くことです。絵を書くということは対象をよく観察して、頭の中で抽象化し、自分の手で2次元に表現することです。この絵を書く過程で右脳はフル回転します。絵を書くことがイメージ力を養う良い訓練になるのです。

イラストが豊富なマインドマップを書くことがイメージ力を鍛えるための良い訓練になります。イラストを多用して、見つけ出した関連性をイメージから切り取り書き出して書いていく作業も右脳を多いに鍛えてくれます。

マインドマップの書き方の中でより強くイメージ力を鍛えるてくれる面白い方法が、この人物像を描くという書き方です。

 
 
 
 
 
 

 point 人物像の書き方を以下にご紹介します。

1好きな人物を選ぶ

折角なので、好きな人物を書くことにしましょう。愛をもって書くことが出来る人物が望ましいです。書いている間中ワクワクする気持ちになれますから。

今回私はAKB48の大島優子さんを選びました。AKB48のもとトップスターですね。昨年末の紅白歌合戦でAKB48の歌の時に前田敦子さんとサプライズ出演して他のメンバーを驚かせ、流石にスターだなぁと感心しました。年明けに人物像を書こうと考えた時、真っ先に大島優子さんが浮かびました。

2中心に似顔絵を書く

今回私はA3のコピー用紙にカラーの筆ペンを使っています。筆ペンを使うのは伸び伸びかけて気持ちがいいからです。筆ペンの時はA4だと少しキュウクツですのでA3の纸を選びます。ステッドラーのピンペンを使うこともあります。こちらも書き味が良いのでお薦めです。この他にも色鉛筆なんかも面白いと思います。纸と筆記用具は好きなものを色々試してみてとご自分の好みを探してみて下さい。

纸の中心に似顔絵を書きます。(中心の絵をセントラルイメージといいます。)愛を込めてその人の人柄が出るようにしっかり観察をしてセントラルイメージを書きましょう。あまり似ていなくても構いませんが、しっかりと観察して努力して書くことが大事です。

何度か似顔絵を書いていると人の顔にたいする感度が上がっていきます。この人の顔は標準より少し丸いな、とか目が大きいなとか、口角に特徴があるなとか気づくようになります。表情に対しての感覺も鋭くなってきます。少し怒っている感じだとか、喜んでいるとか、微妙な表情の変化がわかるようになります。

3中心から枝をしっかり太く放射状に書く

大島優子さんの場合はアイドルですので、少し検索すると画像が沢山出て来ます。セントラルイメージの似顔はその中から気に入った写真を参考にしました。知人の人物像を書く場合はフェイスブックを利用します。比較的更新頻度が高い方の場合はよく投稿されているもの内容で(花とか食べ物とか)で雰囲気をつかみます。

四方に伸ばした枝の上には、その人物を象徴すイメージを書いていきます。大島優子さんはなんといってもAKBですので、そのグループ写真、歌っている姿、グラビアショットを書いていきます。

今回はそこから更にに連想されるイメージを書き加えていきました。左上と左下のグループで歌っているイラストには花をあしらっていきます。右下のキスシーンをグリーンで書きましたので、ここは蔦が連想されました。ブランチをツタ状に伸ばして書き加えます。なかなか面白いイメージとなりました。

右上の単独ショットは海が連想されましたので、雲と島を書き加えていきます。

最後に全体を俯瞰して少し足りないと感じるところに絵を足していきます。全体を整えて完成です。署名と日付を入れます。

この花やツタ、海を書くことで華やかな感じになりました。これらのイメージは始めは全く書くつもりはなかったものが、その場その場で思い浮かんで来たものを書きいれました。こうして自然とわいてくるイメージを書き入れるところがなんとも面白いと思います。

人物像を書くことはとても楽しいことです。

自分自身のイメージ力を上げてくるれることの他に、人に喜んでもらえるというメリットもあります。人物像のマインドマップが上達してくると縁があった人に、サッと書いてお礼をすることもできます。また、コーチングセッションの記録としてマインドマップを作るときにも似顔絵を書いておくと喜ばれます。

セミナーを受講したときの記録をマインドマップで書く時にも講師の先生の似顔絵を書くことで後で忘れないマインドマップとなりますし、それをきっかけにお近づきになれたりすることも多いです。

人物像をマインドマップで書くことはこのように様々なメリットがあります。皆さんもぜひ一度挑戦してみて下さい。その面白さにとりつかれる人も多いと思います。
 
 
 
 

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