マインドマップ書き方No12 筆で描く9 ブランチ1 東京MindMap教室

マインドマップ書き方No12 筆で描く9 ブランチ1 東京MindMap教室 

良いブランチとは?
マインドマップ ブランチ良い

 
 
 
 

point マインドマップのブランチ

マインドマップを特徴づけているものの一つに ”ブランチ” があります。中心から伸びているウネウネとした線のことですが、このブランチの書き方にはいくつか基本となっている決まりごと=ルールがあります。このブランチのルールについておさらいしてみましょう。

1、自然に書く
なめらかな曲線を持って、スムースに書く。これが基本です。上にカーブしていても下にカーブしていても、波うつように書いても構いません。直線で書くのではなくあくまでも自然に、自然界にある木の枝や鹿の角がそうであるようにスムースに書きます。

2、太くから細く
中心から始まる一番最初の線、これをメインブランチといいます。このメインブランチは太くしっかりと書きます。そして外にいくにしたがってだんだんと細く短くなるよに書いていきます。こうすることで、一目でその一群がひとつの塊であることが認識でき、関連性を把握しやすくなります。

3、しっかりとつなげる
線の分岐箇所はしっかりとつなげます。枝別れする箇所が離れていると、そこで関連性が切れてしまっているような印象を受けて、発想力に影響を与えてしまいかねません。

4、放射状に書く
纸の中心にあるセントラルイメージから放射状に広げるように書きます。冒頭のマインドマップで黄色の線でバツを書いていますがこれに沿うように意識すると良いでしょう。セントラルイメージは思考のテーマです。このテーマから関連付けられたことが、四方八方に放射状に書き出されることで、全体がよく把握できるようになり、新しい発想につながりやすくなります。

曲線で放射状に枝別れさせるようにブランチを書くことで全体がとても見やすくなります。あとから付け足すことがとてもしやすい書き方なので、書く順番を選ばず、自由に発想を広げることが出来ます。

 
 
 
 

point 良くないブランチ

一方、宜しくないブランチの例をあげてみます。
マインドマップ ブランチ 悪い

1、中心に向かっていない
纸の中心から放射状に書かれていないとわかりにくい印象になります。

2、線が均一
線の太さや長さが均一だとこちらも中心性が失われてわかりにくくなってしまいます。

3、魚の骨になっている
分岐箇所は線の途中にあるとよろしくありません。魚の骨(いわゆる特性要因図)を見慣れている方はこのように書きがちです。マインドマップは線の上に書いた言葉とブランチが一体になるように書きますので、分岐箇所は一箇所でないと見づらくなります。

4、線が離れている
分岐箇所が離れてしまう方もいらっしゃいます。線の途中に隙間があると気になります。人間の脳は空白を埋めて解釈するのでつながりの意味はわかるのですが、やはり見づらく余計な負荷が脳にかかってしまいます。

以上、ブランチの書き方について確認しましたが、これらのことに気をつけて頂くだけで、ブランチがあっという間に上手になります。ブランチがそれらしくなるとマインドマップの見栄えが一気に良くなりますので、お試しください。

 
 
 
 

point ブランチを筆で書く効果

ブランチを書く時は、ブランチの内部を綺麗に塗りつぶすことが基本です。メインブランチは太く長く書くので細いカラーペンだと、少し手間がかかります。色を塗ること自体に塗り絵のような効果があるので、右脳の刺激になって良い!という側面もあるのですが、少々もどかしいと感じる時も少なくありません。ブランチの内部を模様にして全部を塗りつぶさない方法もなくはないのですが、これはこれで慣れが必要となります。

こんな悩みが筆でブランチを描くと、きれいに解消されます。筆でブランチを書き慣れてくると、とてもなめらかに書くことができるようになり、ものすごく気持ちがいいので発想が膨らみやすくなります。更には、その線の勢いや形でイメージを表現することも可能になりますので、マインドマップでの発想力UPにつながります。

マインドマップに使える筆記用具は様々なものがありますが、一度は試してみていただきたいのがこの筆で書くマインドマップです。筆は日本人が世界に誇ることのできる出来る文化です。みなさんも一度は筆を使ったことがあるのではないでしょうか?とても馴染みのある道具だと思います。

筆のさらさらと書く気持ち良さで、出てくる発想が一味違って来ますのでぜひお試しください。

 
 
 

 
 
 

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