マインドマップ書き方No11 筆で描く6 キングダム 東京MindMap教室
マインドマップ書き方No11 筆で描く6 キングダム 東京MindMap教室
セントラルイメージをしっかり書け!
マインドマップの面白いところは、セントラルイメージをしっかりと書く事で、良いアイデアが生まれやすくなるというところ。
トニーブザンに、良いアイデアを得たいときはどうすればいいのでしょうか?と尋ねたところ、「セントラルイメージをしっかりと描け!」と答えたそうです。
この意味は、
・セントラルイメージは思考の中心。セントラルイメージがしっかりとかけていると、より多くのイメージが得られるから。
・イラストをカラフルにしっかり書くことで無心になれる。左脳を少し押さえて右脳を刺激することで、イメージ力が強まり、良いアイデアが出やすい状態をつくることが出来る。
ということです。
この意味からしても、セントラルイメージを筆で描くことは良いことだと言えます。刺激的なイラストが力強く書けサラサラと気持ちが良いので、無心に近づくことが出来、右脳がしっかりと刺激がされます。
戦略イメージとしてのキングダム
戦略といえばブルーオーシャンが有名ですね。先日ブルーオーシャンの新刊が出ましたので読みました。やはり新しいマーケットを作るということに憧れますね。起業を目指すような人は是非一読すべき本でしょう。
ここで、自分自身の戦略はどうあるべきか?をしっかりと考えたいと思ったとしましょう。このときマインドマップのセントラルイメージを何にするか?とちょっと考えるのですが、例えば、マンガからセントラルイメージを持ってくることも出来るわけです。
キングダムがベストセラーとなっています。私もこのマンガは大好きで、単行本を全巻揃えております。このマンガは日本が世界に誇るコンテンツと考えて良いのではないでしょうか。作者は原泰久さん、週刊ヤングジャンプで2006年からに連載が始まり現在も継続中。単行本の累計発行部数2000万部。国民の5人に一人の割合です。もの凄い数字ですね。
このキングダムに出てくる人物で、河了貂という女軍師がいます。主人公の信と古くからの友達で信と行動を伴にしたいとの思いから、軍師の道を選んだ女の子。メキメキと実力をつけ信の出世に大きく貢献していきます。なかなかカッコいいのです。
そこで、この女軍師をセントラルイメージに描きます。マンガが感動的で、すでにその軍師としての働きぶりがしっかりと頭にイメージとして入っていますので、河了貂のイラストをみているだけで、頭は戦略モードになります。そうしておいて、自由に発想を広げていきます。
圧倒的な効用を作り出し、今ある市場の枠組にとらわれない切り口が大事、そんな切り口はないだろうか・・・
十分に頭が整理されてきました。もっと大胆な飛躍を目指して2枚目のマインドマップを書いてみます。
今度は、より力強く果敢に行動出来るように、天下の大将軍 王騎をセントラルイメージに選びます。
攻略するにはどうすればいいか、ベネフィットは何か、コンテンツをどうしたいか、どのように計画をすべきか。新しい発想を引き出していきます。
こちらも、王騎の壮絶な生き様、大将軍としての人間の大きさがイメージを刺激し、発想をより豊かに刺激的なものにしてくれます。
みなさんも気に入ったマンガがあれば是非、セントラルイメージ取り入れてみてください。
次回も筆のマインドマップです。