マインドマップ書き方No15 筆で描く12 ブランチ4 東京MindMap教室
マインドマップ書き方No15 筆で描く12 ブランチ4 東京MindMap教室
ブランチは自由だ
ここまでマインドマップのブランチについて、特に筆で書く、という観点を入れながらご紹介してきました。いくつかの原則を押さえておけば、基本的にブランチは自由に書いてOkということをお伝えしたかったのですが、上手く伝わりましたでしょうか?
最後にブランチを自由にかいた実例をもう2つご紹介します。
冒頭のマインドマップは、「脳の強化法」という本を読んでメモをつくった時のマインドマップです。この本は加藤俊徳さんという医学博士の方が書かれています。1巻と2巻がありますので、両方の内容を1枚にまとめたものです。
脳には場所毎に役割があり大きく8つに分かれている。思考系・感情系・伝達系・理解系・運動系・聴覚系・視覚系・記憶系。それぞれをまんべんなく鍛えてつながりを良くするとアタマがどんどん元気になる ということを紹介されています。面白いので、皆さんもぜひお読みください。
このマインドマップのセントラルイメージは脳にしました。そして、本で紹介されている脳の位置と役割をヒモ付けるようにブランチを出してみました。それぞれの役割の内容は本で上手な挿絵が入っていましたので、言葉ではなくその絵をそのまま借用しました。2巻の内容は脳の鍛え方を欲求という視点から解説されていましたので、右側と上側の方にまとめて青で書き込んでいます。
これで本の内容がざっと理解出来ます。このマインドマップを見ながら、本をパラパラとめくるだけで、この時私が感じたことや面白いと思ったことが思い出されます。
見やすく書く
こちらのマインドマップを良く見ると全て黒で全てのふちどりがされてあり、中に着色がされているのがお分かりいただけるとおもいます。漫画の書き方のような表現ですのでもの凄く見やすくなっています。
このマインドマップはマインドマップ自体の良さをご紹介するために書きました。書く手順としては、まずミニマインドマップ的にとにかく思いつくものを黒で自由に書き出して、それからカラフルに色をつけていきました。発想は自由にしかし、見せることを意識していますので、着色は美しくなるように気をつけて書いたものです。
私的には、少し変わった仕上がりになって、とても面白いと思ったマインドマップです。
皆さんもブランチを少し意識して工夫してみてください。マインドマップの楽しさが一層ひろがりますよ。