マインドマップ書き方No16 筆で描く13 文字1 東京MindMap教室

マインドマップ書き方No16 筆で描く13 文字1 東京MindMap教室 

文字に感情を込める
マインドマップ 文字

 
 
 
 

point 象形文字

漢字はもともと絵から出発しています。漢字は単なる記号ではなく、その文字に様々な意味が込められています。文字そのものに意味がありますので、その文字に感情を込めることが出来ます。

文字もまた、マインドマップの重要な要素ですね。マインドマップの文字を書くときにはいくつかのルールがあります。

1、見やすい文字で書く
パッと見たときに、理解出来る程度には丁寧に書く必要があります。あとで見たときに何を書いているのか分からなければ意味がなくなってしまいます。

2、ブランチと一体になるように書く
ブランチがアンダーラインであるかのように文字とブランチを一体に書くように気を配ります。線の角度やうねりにあわせて文字が寄り添うように書きましょう。ブランチの長さに文字をだいたいで良いので合わせると見やすくなります。

3、大から小に書く
ブランチは中央のセントラルイメージから段々と大きさが小さくなるように書くんでしたよね。特に始めの一本はメインブランチといい太くしっかりと書きます。文字もこれにあわせて太くしっかり書く。ここにくることばをBOIといいます。思考の出発点となる言葉ですので、特にしっかりと書きます。そして、だんだんと小さくなるように書いていきます。そうすることで、そこから広がったブランチと言葉がぱっとみて一群に見えますので、分かりやすくなります。

4、文字に感情を込める
特に上記3のBOIは大事です。発想していくための起点になる言葉ですので、この言葉を表す文字も感情を込めたいものです。日本の漢字は象形文字から発達して来ましたのでその点とてもやりやすいですね。特に筆を使って書くと表現力が上がりますので、より感情を込めやすくなります。

冒頭のマインドマップをみてください。「空」であれば空らしく、「竹」であれば竹らしく、表現をすることが出来ます。マインドマップは書きながららイマジネーションを膨らませてより多くの連想を働かせたいので、文字を表現豊かに書くことでインスピレーションが働き易くなります。

マインドマップの講座で、よく絵がかけないので・・・と不安になる方がいらっしゃいます。大丈夫です。絵を上手く描こうといっているわけではありません。イマジネーションが働きやすくするために絵をかくのですから、印象を表したらくがきでよいのです。簡単な記号も、使い勝手が良く、マインドマップを見やすくします。文字でも単に言葉を書くだけというよりもその言葉にあわせた、何かのインスピレーションを感じさせるような書き方が出来れば、とても効果があるわけです。

セントラルイメージはしっかりと色を使いながら、立体的な絵を書きましょう!とお伝えはしますが、絵で十分な表現をしにくければ勿論文字を添えて補足すれば良いのでして、ただしそのときの文字はやはり感情を込めてしっかりと書くほうが効果が高いのです。

 
 
 
 

point ポジティブな発想を引き出す

朝のパワーUPQ5原紙

 
 
 

セントラルイメージとそこから伸びてくる言葉たち。これを見ているとワクワクしてきませんか?

これはアンソニーロビンズが推奨している朝のパワーアップクエスチョンをメインブランチに据えてマインドマップにしたものです。気持ちをポジティブにしたいときに取り組むと良いワークで、全部で7つの質問から作られています。これらの質問を自分に投げかけ、ひとつずつ答えることで、新しい視点からの気づきが促されて今日もガンバローという気持ちになれます。

このセントラルイメージは、女神です。このマインドマップのテーマはモチベーションアップですので、それに自分がふさわしいと感じるイメージ画を描きます。今はネットがとても便利です。キーワードを入力して画像を検索しても良いでしょう。私もこのイラストは女神で検索して一番気に入ったものを写しました。

元気を出すためのマインドマップであるならば、放射状に伸びるメインブランチも勢いよく、そこに乗せる文字は元気が出るような感情が入ったしっかりした文字で書きたいですよね。これをカラーペンで描こうとするとなかなか大変です。太く塗りつぶすのに時間がかかりますし、なにより勢いがつきにくい。筆で書くと比較的簡単にこの表現をすることができます。

セントラルイメージをしっかりと気持ちを込めて書く事で、集中力が高まってきます。その気持ちのまま文字にも感情を込めて、一文字ずつ勢いよく書いていきます。

ここまでできたら、それぞれのメインブランに自問自答しながらことばを書き出していきます。

1、今の人生のおいて、私が幸福なことはなんだろうか?そのことは私をどんな気持ちにさせるだろう?
2、今の人生のおいて、私がワクワクすることはなんだろうか?そのことは私をどんな気持ちにさせるだろう?
3、今の人生のおいて、私が誇らしいことはなんだろうか?そのことは私をどんな気持ちにさせるだろう?
4、今の人生のおいて、私が感謝することはなんだろうか?そのことは私をどんな気持ちにさせるだろう?
5、今の人生のおいて、私が楽しいことはなんだろうか?そのことは私をどんな気持ちにさせるだろう?
6、今の人生のおいて、私が打ち込めることはなんだろうか?そのことは私をどんな気持ちにさせるだろう?
7、今の人生のおいて、私が愛する人は誰だろうか?そのことは私をどんな気持ちにさせるだろう?

朝のパワーUPQ5

 
 
 
 

言葉を書き出していくと、あっ、これは!とか、そうそうこれこれ!と思うキーワードがいくつか出て来ます。最後の全体を俯瞰しながら、それらの言葉をチェックしてみましょう。そして、それらの言葉を結び付けて今の気持ちをまとめるように考えてみましょう。きっと、今日一日を元気に過ごすためのアイデアが浮かんでいます。

こんなふうにして感情を込めて書いた文字には、元気を引き出す力があります。
 
 
 
 

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