マインドマップ使い方No29 アイデア出しに使う 東京MindMap教室
マインドマップ使い方No29 アイデア出しに使う 東京MindMap教室
問いをたて、それに答えるように思考をしていく、とても便利なアイデア出しの方法。
アイデア出しに感情を乗せる
マインドマップはアイデア出しに使えます。思考を鮮明に見える化し全体を俯瞰することが出来るので、一人で考えを展開していくことがとても楽に行えます。
セントラルイメージにアイデア出しのテーマを据えて、メインブランチにはアイデアを考えるための質問を載せ、それに答えるようにブランチを展開しながらキーワードを広げてアイデアを探っていきます。
ブランチを広げる時に、イメージを喚起するイラストを入れるのがコツです。イラストには非常に多くの情報を入れることが出来るので、適確なイラストは一瞬でイメージを沸き起こします。
アイデアを考える時は、リアルにイメージを描きながら思考を働かせると効果的です。頭の中で5感を働かせながら、特に感情も動かしながら考えるようにすると面白いアイデアが出やすくなります。
アイデア出しのためにマインドマップを書くときは、特に感情を刺激するようなイラストを多く入れると効果的です。思考に感情を乗せる、これを簡単に出来るのがマインドマップの最大の利点です。
感情マーケッティング
自分の商品のマーケッティングを考えるための質問を神田昌典さん著の「不変のマーケッティング」より、引用します。神田昌典さんは超有名なマーケッターです。そのユニークな視点で沢山の実績を作ってこられていて沢山のファンがいます。この質問は神田さんが唱える「感情マーケッティング」を考えるときのキーとなる質問かと思います。
1あなたの商品はどんな特徴がありますか?
2それを売ってくれと嘆願する人はどんな人でしょう?
3既存のお客様はどんな人でしょう?
4それを欲しいお客様の夜も眠れないほどの困り事や欲求はなんでしょう?
5あなたの商品はなぜそれを解決できるのでしょうか?
この質問をマインドマップのメインブランチとして、マーッケティングのアイデアを考えてみたのが、冒頭のマインドマップです。ここでは、「マインドマップ」をどのような人のどんなニーズに提供していけばいいのかを考えてみました。
特に質問4を考えるときに、物凄く困っている人をイメージするために書いたイラストが力を発揮しました。
ああ、そうだ あの人はこんな時に死ぬほど困っていたなー・・・それをどうすれば救うことが出来るのだろう?
おかげ様で新しい切り口のアイデアがいくつか出てきました。
商品を考える時は、「誰に?」「何を?」が何よりも大事です。この質問で全体を俯瞰することが出来るので頭がすっきりとすること間違いなしです。皆様も一度お試し下さい。