マインドマップ使い方No45 スピーチを上手に記録するには 東京MindMap教室
マインドマップ使い方No45 スピーチを上手に記録するには 東京MindMap教室
スピーチをマインドマップで記録するときは先を読むことです。
スピーチをマインドマップで見える化する
マインドマップの使い方で速攻で役に立つ便利スキルのひとつはスピーチの記録を取ることです。
ああ、この人の話は面白いだろうな・・と思ったとき、さっとマインドマップでメモをとると、それはあとあと何度でも見返すことの出来る記憶のメモリーとなります。
マインドマップを使うとスピーチがそこに見える化されます。
そのときの話の流れが記録され、いくつかの挿絵をいれることでそのときの雰囲気がイメージされ、スピーカーが強調したかった内容が記録され、その話を聴いて自分が感じたポイントをメモすることが出来ます。
話を聞きながら、ライブでマインドマップに起こしていくのですが、難しそうですか?
実はこれ、なれると本当に簡単なんです。マインドマップを書くときは、文章ではなくてことばで書いていきます。これを習慣づけるとポイントとなることばをさっと拾えたり、話を要約することばがぱっと浮かんだりするようになります。頭で考える速度と同じスピードで書いていく感覚になってきます。
セミナーの場合は、特に簡単です。だいたいの場合、講師の方が今から話すことはこういう内容です、と宣言してくれるので、それを意識して紙面を分割していけばいい。
先を読む力
先日、マインドマップのセミナーで、冒頭に上げたマインドマップをお見せしながら、このような説明を差し上げました。すると、受講生の方から こんなご感想をいただきました。
「なるほどー、先を読む力がいりそうですね・・・」
私ははっとしました。その方がおっしゃるには、先生のマインドマップはどれもバランス良く1枚の纸に収まっている。とてもそのように書ける自信がない、とのこと。あっ、説明が少し不足していました。
まず、スピーチの時間から、書くボリュームを予想します。時間の長さで伝えることの出来る内容は大体きまると思うんですよね。90分の場合なら、1枚に十分収まります。1日講座のようなときは、必ず1枚に入れる!とは思っていません。まぁ3枚くらいかな?と思いながら書いていきます。それで十分、後で見直したとき役立つマインドマップになります。
次に、時間の経過で紙面の残り具合を意識しながら書きます。90分のスピーチで、最初の30分なのに紙面の残りが4分の1しかない・・となったら、これはもう2枚目になるだろうなと予想しますし、残り時間わずかなのに紙面が4分の1残っている場合はそこに最後は自分の感想を書き込んだりして余白を埋めようと、考えます。そうするとバランスの良いマインドマップになります。
マインドマップは自由自在に紙面に表現することができる書き方をしています。放射状に書くことのメリットが大きいですね。少し、先を読みながら書いていくと、上手くスピーチを記録することができますよ。ぜひ、何度かトライしてみてください。きっとすぐにコツがつかめるはずです。