マインドマップ使い方No46 マーケティングを考える 東京MindMap教室

マインドマップ使い方No46 マーケティングを考える 東京MindMap教室

マーケティング抜きではモノが売れない時代です。

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※このマインドマップと本記事のマーケティングに関する内容は「30代からはマーケティングで稼ぎなさい」蛭川速著 を参考にしました。
 
 
 
 

point マーケティングの必要性

 
現代の日本、モノが十分にいきわたり、サービスの枠組みとしては ほとんど新しい商品が見当たりません。モノを買うという立場にたって考えると これは欲しい!と強く思うものが少なくなっているように思います。

普通にいくつかの候補の中から選べてしまえるモノであれば、行き着くところは 価格です。おおよその機能と品質が担保されれば、後はお値段。より安く買える方がいいとなります。

先日、コンピューターのマウスを購入しました。永らく使っていたマウスの調子が悪くなったので、家電量販店におもむき実物を見比べながら商品を選びました。まず、選んだカテゴリーがワイヤレス。いまはもう大半がワイヤレスとなっています。価格も安い。5・6年前に比べると半値程度の印象。後はどれを選ぶかは正直差が良くわかりませんでした。

読み取り方式を見比べるとこれも随分良くなっているようで、ブルーLED方式が良いようです。ここはこだわりたいところですが、ほぼ全機種がこの方式。一方、割り当て可能はボタンの数が5つとか7つとかの違いがありますが、この割り当てはあんまり便利に感じないんでどれでもよし。また握りやすく疲れにくい形状!というのもありますが、それほどハードに使うわけでもなし、これもこだわりません。

となればあとは見た目と価格。あんまり安いものもなんだし・・ということで丁度中間ぐらいの値段のものを購入しました。

マウスの世界でもワイヤレス化といった技術革新が進んではおり、確かに便利さは向上しているのですが、私の場合、ワイヤレス化は優先順位が高くない。もしこれがあまり高価だった場合はコード式を購入したと思います。考えれば、アイフォンのタッチパネルは画期的な変化でした。コンピューターを操作するのに直感的でスムース、使い心地を劇的に変えるものでした。アイフォンをみたとき、どうしても欲しい!と思いましたもんねー。スティーブジョブズの偉大さを改めて感じます。

基本的なサービスが行き渡っている現代は、マーケティング抜きにはモノが売れない時代であると言われています。マーケティングとは、お客様自信がまだ気づいていない潜在的なニーズを掘り起こして購入動機に結びつけるようなモノやサービスを作り出すこと。

今モノを売るためにはタッチパネルのように、ああこれが欲しいかったんだ、というなにかが必要だというわけです。

 
 
 
 

point 潜在ニーズを探るには

 

モノが売れない時代。どうすれば良いかというと、お客様の潜在ニーズを読み取って、当社ならではの強みを活かした、他社にはちょっと真似できないモノやサービスをつくること。これがマーケティングの根本です。

今ある商品を他社と同じように売ると、これは価格競争に行き着きます。いわゆるレッドオーシャンです。今はないが提示されるとなるほど魅力があり、他社がすぐには真似できないモノやサービス、生き残るためにはこれを目標にする必要があります。

では、どのようにしてそれを考えれば良いのでしょうか?

答えは、徹底的にお客さまの立場にたって、考えてみること。お客さまを擬人化するようにして顧客像を絞り込みます。まず当社の強みを最大限生かすことができそうな市場や客層を特定する。そして一人の具体的な顧客像を描きます。現代はすべての人の色々なニーズに同寺に答えることは出来ません。それほどニーズは多様化しています。

そしてそのお客様になったつもりで、どのような商品だったら買いたいと思うかを徹底的に考えること。そのお客様がもっている不満や不安から顕在的ニーズを探り出しそれを解消する具体的は手段は何なのか?を考えます。

お客様のサイフはひとつです。必ずしも同業他社がライバルとは限りません。
会社で業績を上げ自分の評価をあげたいというお客さまがいたとします。自分の能力を高める必要性を感じ自己啓発セミナーを選ぶかもしれません。しかし、まず体力をつけることですべてのパフォーマンスがあがると考えライザップを選ぶかもしれません。よりそのニーズを満たすモノをお客様は選択するのです。

お客様の立場にたって新しいモノやサービスを考えるとき、マインドマップが役にたちます。顧客像をしっかりマインドマップで描き出すようにマインドマップを書いてみましょう。さらに自社の得意としているところをマインドマップにしっかりと描き出してみましょう。そして両者を眺めながらどのようなサービスを作れば良いかを考えてみましょう。

マインドマップは思考を見える化するツールです。こうして顧客イメージや自社の得意分野をマインドマップで紙に書き出して見える化することで思考を劇的に楽に進めることが出来るようになります。人間は2次元に全ての情報を一覧出来る様に書いたものを見るときに一番思考が働き易いといわれています。

全体を眺めながら新しい結びつきを探すようにアイデアを練っていきましょう。

きっと新しいヒントがつかめます。

 
 
 
 

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