本の内容がさっと分かるマインドマップ読書術 まるで地図

本の内容がさっと分かるマインドマップ読書術 まるで地図

やっぱり多いのが本を読むのに苦労しています・・・という方。

私は本が好きで良く読みます。やっぱり読みますのは、自分が興味を持った分野でノウハウが示されたような本やビジネス書が多いです。本は情報量の割にお値段がとても安い。中にはこれほどのノウハウをわずか1000円2000円で売って良いのか、と思う本も少なくないですね。

だからこそ、本は上手に読みたいものです。今回はマインドマップを使って、上手に本を読む方法についてお話しします。

分かり易い解説動画を作成しました。こちらをご覧下さい。

最近は電子書籍も流行っていますが、私はやはり紙の本が好きです。もちろん電子書籍でも今回ご紹介するやり方で読めますが、表現として紙の本を前提としてお話ししますね。

気に入った本を手に入れたら、まず本の全体を把握するようにします。

表紙、前書き、目次、作者プロフィール、後書き、に目を通します。中でも目次はじっくり目を通して、どんな内容が書かれていそうなのかを確認して、興味がそそられるところを見つけます。

次に、内容をざっとみます。この時最初からじっくり一文一文目を通すのではなく、ざっと内容を見ていきます。私が多いのは、通勤電車の移動時間に内容を見ることです。往復で2時間ほどの間に大体のところを読んでしまいます。読むといっても斜め読みで、大枠を把握することが目的です。

斜め読みのコツは、頭の中で音読しないことです。いちいち音声に置き換えなくても文字をパっと見るだけで大体の意味はとれるようになります。そのような練習を少しすると読むスピードが格段に上がります。

そして、あぁこの本は面白いな、と思ったら、次のステップに移ります。面白いと思えなければ、この本はここで終わりです。大体の内容がわかったのでこれで良しなのです。

良いと思った本は、家で机に座って、マインドマップを書きながら読みます。

まず、紙の中央にその本を良く表すイラストを書きます。本の表紙だとか、中に繰り返しでてくるイラストなどが良いでしょう。後で見返した時に、どの本でどんな内容だったのかがピンとくるようになります。

次に目次をじっくりみます。そして、その章立てに応じて、中央に書いたイラストから枝を描きます。全部の章を書いても良いですし、一部を抜粋してもOKです。まず、書き出したい内容に応じた数の枝を書きます。

すると、大体の陣地が決まります。基本は1冊の本を1枚のマインドマップにすることです。そうすることで本の全体が一目で見れるため、内容がわかりやすくなります。まず枝を書くことで、ひとつの章に割り当てられたスペースの目安が立ちます。

次に、一つの章ずつ読み進めていくのですが、このとき、まずその章に書かれている文のボリュームを把握します。そして、その分量をそのスペースにまとめることを意識してポイントを書き出していくのです。すると自然と要点はどこか?どうまとめれば、この章の要約に相応しいのか?と集中力をもって読み込むことが出来ます。

やはり、本を読む時は、メモをととることです。漫然と読んでは内容が頭に入りませんし、大体の場合、眠くなります。このメモをとるコトをマインドマップで行うととても効率がいいのです。マインドマップは線をを書いて言葉で、それを関連付けるように書いていきますので、短い言葉で素早く要点を書き出すことが出来ます。

こうして、全部の章をマインドマップにメモをしていくのです。するとまさにその本一冊が地図のように、そこに見える化していきます。

全部を書き出したとき、何も書いていないと、初めに読んだ箇所の記憶は何も残っていないでしょう。これでは本の言いたかったことが何も理解できません。マインドマップに見える化すると、あぁこういうことが言いたかったのか、この部分が大いに私に役立った、と自分の栄養になります。

ビジネス書であれば、これで御終いです。もし、この本が試験の参考書のような内容で、それを覚える必要があるのであれば、このマインドマップを何度か見直して、そしてそれをなんどか書き写すことで、内容をすっかり記憶していまうことが出来ます。

 

マインドマップは、頭をすっきり整理することの出来るノート術です。思考が整理されると仕事や生活が快適に楽しいものに変わります。そんなマインドマップの使い方や書き方の情報をこれからもどんどん発信していきます。どうぞチャンネル登録をお願いいたします。チャンネル登録は こちら です。

引き続き、色々なマインドマップをご紹介しながら、頭ってどう整理すれば良いのかをお伝えしていきます。

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