換骨奪胎 東京MindMap教室

換骨奪胎 

もともとの発祥は中国の言葉で、詩の創作の時にもちいられたようですが、アイデアを考える時にも大いに参考になる言葉です。
換骨奪胎 001 

point 換骨奪胎とは?

goo辞典が良くまとまっているので引用します。

古人の詩文の表現や発想などを基にしながら、これに創意を加えて、自分独自の作品とすること。他人の詩文、また表現や着想などをうまく取り入れて自分のものを作り出すこと。骨を取り換え胎盤を奪い取って、自分のものとする意から。▽もと、「換骨」は凡骨を取り去って仙骨に取り替える、「奪胎」は胎盤を奪い生まれ変わらせる意で、修練をして根本から仙人に生まれ変わることをいう道家の語。転じて、詩文の創作法として「換骨」は、古人の詩文の意味を変えないで字句を変えること。「奪胎」は古人の詩文の内容・主意を取って作りかえること。今では、他人の作品の一部を作りかえて、新しいもののように見せかける意に用いられることもある

point 誤解

アイデアを考える時に陥りやすいのが、オリジナルにこだわるという誤解。
この世にオリジナルのアイデアというものはありません。みな何かの応用だったり、組合せだったりするわけです。
何かを見たり聞いたり体験したときに、あーなるほどね、、と思ったらチャンスです。今自分が取り組んでいること、アイデアがいるなーと思っていることへのヒントにしましょう。
それの工夫ポイントは何でしょうか?それを自分のテーマに置き換えてみたら何か良い工夫は生まれませんか?そのことが意味していることはなんでしょうか?少しずらしてみると自分なりのアイデアに活かせませんか?
つまり、これはこういうことだな・・
それを自分のテーマに置き換えると・・・
そんな風に意識を働かすと日常の風景もちょっと変わってみえるかもしれません。

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