マインドマップ初心者に覚えて欲しい たったひとつのこと

マインドマップ初心者に覚えて欲しい たったひとつのこと

私はマインドマップをお伝えしていく中で、
「マインドマップ上手く書けないんです~」
「本を読んだけれどどうもわからなくて・・・」
とおっしゃる方に出会います。

お話を聞いて、マインドマップを書く様子を拝見していると、皆さん大体同じところでつまずいているのが分かります。

そこで、今回はこれが分かるとマインドマップが使えるという、たったひとつのことをお伝えする動画を作成しました。こちらをご覧下さい。

本やネットで情報を得て、マインドマップを書こうとすると大体の方がこの罠にはまります。マインドマップを上手にまとめるためにマインドマップを書いてしまう。書くマインドマップが完成系であるべきと思ってしまう。

これが誤解です。

マインドマップは思考をする過程で使うものです。どちらかというと乱雑に書き散らかす時の方が、その効果を発揮するのです。

マインドマップの書き方の基本をおさらいしますと、まずマインドマップで考えるテーマを決めることです。そして、それを1枚の紙に書くと決めることでマインドマップがスタートします。最初にその紙の中心にそのテーマを良く表すイラストや文字を書きます。次に放射状に線を書いて言葉、線の上にことばとつなげるように書き広げていきます。

このとき、思いついたことを思いついたまま書いていくことがポイントです。つまり、ここでまとめるように書こうとするのではなく、連想を広げるように、そのテーマで思いつくことをまず一旦全部書き出すつもりで書き広げるのです。

思考を発散させるのですね。

私達は沢山のことを関連付けるように記憶しているので、本当はそのテーマに対して沢山のことを関連付けるように記憶しています。でも、頭の中で考えているだけでは、そのことをパっと思い出せません。

人間は短期的に覚えてられる数が極端に少ないので、一定数のことを思いついた後はそれ以上のことを思い出そうとしなくなります。無意識に。だから頭の中で考えているだけでは、発想を広げにくく、違った視点を得たり、気付きを得ることが難しいのです。考えが堂々巡りをしてしまうのですね。

これを防止するには、紙に書き出すことです。書き出すと不思議なことに、どんどん芋づる式に関連したことを思い出していきます。

マインドマップは、まず第一段階でこれをするのだと思って下さい。頭の中にある情報をとにかく全部書き出してみる。するとモヤモヤしていたことがなんだかスッキリと吐き出されていきます。

それが出来たら、第2段階に入ります。書き出されたマインドマップ全体を俯瞰するように眺めて、さて、どういうことだろう、何が言えるのだろう、なにか良い案はあるかしら、と思考のヒントを探します。出ている言葉や関連づいている塊を眺めながら、考えを深めていきます。

キーとなる言葉を拾いながら、あー、こういうことがあったな、例えばこれをこれは関係しているな、これをこれを結びつけると面白いな、と線で関連づけたり、新しいことばを書き加えたりしながらマインドマップを使って縦横無尽に思考を組み立てていきます。

マインドマップを使うコツはこのように2段階に書くことです。発散と収束を繰り返すように、思考のプロセスとしてマインドマップを書くことで、頭をスッキリと整理していくことが出来ます。

 

マインドマップは2段階で書く、是非このことに着目してマインドマップを書くようにして下さい。マインドマップの自由さ、面白さがお分かりいただけます。

 

 

 

マインドマップは、頭をすっきり整理することの出来るノート術です。思考が整理されると仕事や生活が快適に楽しいものに変わります。そんなマインドマップの使い方や書き方の情報をどんどん発信していきますので、どうぞチャンネル登録してください。チャンネル登録は こちら です。

引き続き、色々なマインドマップをご紹介しながら、頭ってどう整理すれば良いのかをお伝えしていきます。

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