マインドマップ使い方No24 フォトリーディングに使う 東京MindMap教室
マインドマップ使い方No24 フォトリーディングに使う 東京MindMap教室
もうひとつの本の読み方が、フォトリーディングです。
ここでもマインドマップが活躍します。
学習の方法 フォトリーディング
私がフォトリーディングの講座を受講したのは今から10年前のことです。受講直後から猛烈に本を読み始め、その後の一年間で500冊は読んだと思います。図書館に通っては、本を10冊以上借り出してきて片っ端から読んだ記憶があります。
フォトリーディングは本から情報を効率的に得るための技術です。人間の思考の働き方をうまく利用して、その本から自分にとって有効な情報を得る学習の方法です。1冊の本を複数回読み、自分にとって必要な情報を素早く得るようにする技術ですので、実は文章を読むスピード自体を上げることを目的にはしていません。
しかし、私は一日1冊以上を読みましたので、流石に読むスピードも相当上がりました。やがてフォトリーディングの正式な手順を踏まずに本を読むようになり、今ではほとんどの本をいきなりざーっと読み、気に入った本をマインドマップにまとめるという方法で本を読むようになりました。
先日、このフォトリーディングの講座を再受講する機会に恵まれました。
講師はヒューマンリスペクトの塚原美樹先生です。ヒューマンリスペクトは私がマインドマップの講師をさせていただいている提携先でもあります。
いやー、面白かったですね。
フォトリーディングの面白さ、奥深さを再認識しました。言葉ではなかなか説明が難しいのですが、今回再受講で私が新たに認識したことは、二つでした。
ひとつは本を読む時の集中状態の作り方がやはり大事だということ。剣の達人宮本武蔵が、観の目と表現した心で見るような集中状態をつくり、本と対峙するようにして読みます。
もうひとつは、問いを立てることの大事さ。この本から自分は何を得ようとするのかをはっきりとさせていく、そうすることで本を通して自分なりの新しい考えを得ることが出来るということ。
思考をまとめるのにマインドマップを使う
フォトリーディングでは情報の抽出と統合のためにマインドマップを使います。
講座の中で読んだ本の一冊が「武士道」です。TV番組の山猫の中で出てきますので、少し興味を惹かれて読んでみました。
私が立てた問いは「この本の中で私に一番役立つ行動指針を知りたい!」でした。
フォトリーディングとは面白いもので、そのような問いに対して直感が働くようになります。本をパラパラとめくったところピーンときました。「誠」です。今の私にもっともぴったりくる行動指針は「誠」だとなぜだか分かりました。
答えがわかったところで、誠についてもう少し、調べるように読みます。
誠とは正直であること、約束を守ること、日本人のこの美しい規律を大事にしたいと私はわかったのでした。
今回再受講をしてみて、フォトリーディングの思考方法は本を読むこと以外にも使えると思いました。たとえば人と会話をするとき、深いコミュニケーションを行なうためには、その人が発する言葉だけを意識するのではありませんね。その人が発する言葉以外の情報をキャッチして、思考の交流を図る。コーチングの上手な人が行なうコミュニケーションの技術にも似ています。
もし、フォトリーディングにご興味をもたれましたなら、一度受講を検討してみて下さい。
フォトリーディングの講座ならヒューマンリスペクトの塚原美樹先生を推薦いたします。
ヒューマンリスペクト フォトリーディング のページをごらん下さい。