マインドマップ イメージの使い方6 東京MindMap教室

マインドマップ イメージの使い方6 東京MindMap教室

潜在意識2
心理学のことが面白いほど 001
 
 

 

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前回の 潜在意識1 の続きです。

point 潜在意識の特徴

潜在意識の特徴を考えてみましょう。

1、記憶を蓄えてパターンを作る。
潜在意識は子供のときからの記憶を蓄えています。そしてそれらを関連付けて法則性を見出して一定のパターンを作ります。顕在意識は脳のメモリが少ないため、一つ一つのことイチイチ考えていたのでは、行動のスピードが上がりません。何度か繰り返されて学習したことから潜在意識は法則を引き出し、ひとつひとつ顕在意識で考えなくても良いようにパターンを作ります。

2、成功パターンを自動化する。
そしてそのパターンは自分にとっての成功パターンです。潜在意識の役割は命を守ることですので、うまくいったときのことを覚えておいてその行動を繰返すようになるのです。自分が成功したときの行動をとろうとするときに良い感情を感じるように覚え込み、無意識の習慣や信念といったものを作り上げていきます。

3、イメージの世界
潜在意識はイメージの世界です。複雑なことばは理解しません。否定的な言い回しも理解出来ません。「ピンクの象を思い描かないで!」と言われても、ピンクの象を思い描いてしまいます。

4、時間の概念がない
記憶を関連付けて、パターンを作るのが仕事ですので、時間の概念というものがありません。例えばとても嬉しかった出来事というものは、若かりしころのことと、つい昨日のことをどちらも嬉しかったこととして記憶しています。古い出来事だからといってその価値が劣化することはありません。

5、命を守る役割。自然治癒力。
潜在意識のそもそもの仕事は命を守ることです。ですから、潜在意識を素直に働かせるときに自分自身がもっとも自然に本来のパワーを発揮することが出来ます。潜在意識の本来のパワーを発揮させることで、体は調子があがり、気分は良くなり、j本来の自然の治癒力が活性化されます。

 
 
 

point 集合的無意識

潜在意識の更に下には、集合的無意識というものがあります。これは心理学者のユングが唱えました。私達人類には共通の意識があります。私達は意識の底で、太古の昔よりの人類が種として生き残ってくる過程で大事だったことが、共通の意識として横たわっています。私達は生まれた瞬間から大事にすべきことが本能的に分かっているのです。

長くてニョロニョロした蛇や八本足で動く大きな蜘蛛をみると、誰でもイヤーな気持ちになります。古代からこれらの生き物に相当苦しめられてきたのでしょう。もう記憶のそこにしみついていて、誰でもがイヤだと感じるようにインプットされています。

また、人類は協力して一致団結して外敵と戦ってきました。上手に集団で闘う能力こそが人類が生き残ってくるために必要なものでした。集団行動がうまくいくためには、愛や感謝、奉仕の心が大切なので、これらの感情は生まれつき、良いものとして人類の記憶のそこにあります。

だから、人を陥れようとしたり、憎んだりすると、それはやはり上手くいかない。顕在意識でいくらズルいことを企んでも、こころの底での思いと反しますので、居心地が悪く、また、廻りの人達もそれを察知して、阻止しようとする無意識の力が働きます。

この集合的無意識は共通の想いとしてつながっています。それぞれがどのような想いをもっているかを、顕在意識では感じられない微細な感覚をもってお互いが察知し合います。深い想いはシンクロし、いわゆる「引き寄せ」の現象を起こしたりすます。

そして、この集合的無意識とつながっているのは、潜在意識と言われています。ですから潜在意識の中に幸せになるようなパターンを沢山描けるようにしていくと、自然と幸せになる無意識の力が働くのです。

心の奥底の、感謝や想いやり、愛をいつも感じていけるようになりたいものですね。

次は アイデアの発想 に続きます。

 
 
 
 

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