個性的なマインドマップを描くことで、仕事が効率化されていく 東京MindMap教室

個性的なマインドマップを描くことで、仕事が効率化されていく

マインドマップを描くことは実利的な効果が大きく、仕事や仕事のための作業を効率化することに力を発揮します。しかし、マインドマップはそれだけではありません。

マインドマップを描くこと自体が手と目の連携能力を向上させ、視覚スキルを発達させ、思考能力を鍛えるてくれます。
個性的なマインドマップを描こうとすることが、芸術的な思考能力を向上させます。芸術は科学を促進させる力を持っています。芸術的な思考力を上げることが想像力を鍛え、創造的な頭の使い方を促進し、新しいアイデアを出す力を養います。このため、自然と行動のためのエネルギーが湧いてきます。その結果自ずと仕事の効率化が図られるようになっていくのです。

 

俳句を作りなさい。

私がトニーブザンのマインドマップインストラクターの研修を受けたのは、タイのバンコクでした。とても楽しい研修で、今でも人生の中での大きな記憶として残っています。この時の詳しい内容はまた記事を改めてご紹介いたしますが、今日はこの研修の中のひとつのカリキュラムをふと思い出したのでそのことを書きます。

そのカリキュラムは「詩をつくる」という内容でした。マインドマップの研修で詩をつくる?

実はトニーブザンのマインドマップインストラクターの研修では、マインドマップの描き方はあまり習いません。まぁ、インストラクターを目指す人が対象なので、ある程度描けることが前提のカリキュラムなのですね。

研修の中では、人間の思考にとって何が重要なのか、

といった内容が多かったです。それで、ある日の宿題がこれでした。「詩をひとつつくって来なさい、MASAさん(私は研修でこう呼ばれていました。)あなたは日本人なのだから俳句が良い。」

俳句ですか・・。トニーブザンは大の日本びいきですので、日本の文化にも造詣が深いのです。俳句はたしか高校の時の授業でつくったことがあるきりですが、私は一晩考えてこのマインドマップを描きました。

俳句 001

改めて見るとトニーブザンのサイン入りですね。貴重な一枚です。
次の俳句を作りました。
常夏のマップの夢がほとばしる
「In Everlasting Summer, Map’sDream is Gushing」

常夏のバンコクの地で出会った人達。この暑い国での研修。みんなマインドマップを真剣に学んでいて、熱い気持ちがほとばしっている。まるでマインドマップが放射状に描かれることに触発されたように!」

この俳句を皆の前で発表させていただきました。私の拙い英語で、どの程度この意味を伝えられたか不安ですが、皆さん喜んでくれたように感じました。

 

 

個性を磨け 

今改めて考えるとトニーブザンが指導したかったのは、このことだと思います。
「個性を磨け」

創造的に脳を働かせるためには、想像力の強さが必要です。この想像力を鍛えるためには、自由な伸び伸びとしたイメージを働かせることが大事で自分自身の感性を信じて、それを日々研鑽すること。そのためには、詩を造ったり、絵をかいたり、芸術に触れる必要があります。

個性発揮のため、イメージ力を強めるため、「詩を作ると良いよ。」というのがトニーブザンのメッセージだったのでしょう。個性を強めることが能力開発につながる。

そして、マインドマップを描くことは、個性を磨くための理想的な機会になります。手と目の連携能力を向上させ、視覚スキルを発達させます。

このことは、トニーブザンの著書「ザ・マインドマップ」にも書かれています。
11章個性を磨けより引用します。

芸術的なマインドマップを作る利点

1芸術的スキルや視覚による理解力を高めることにより、記憶力、創造的思考が強化され、自身が生まれる。
2ストレスの軽減、リラックス、自己分析
3楽しさ
4マインドマップを作る人たちにとっての「手本」になる。
5偉大な芸術作品がより深く理解できる。
6商業目的(5歳のイギリス人の少年はマインドマップに夢中になり、1日最低2つを作り、1週間分のこづかいの5倍の値段で売っている。

マインドマップを芸術的に描くことには色々なメリットがあります。マインドマップは実用的な使い方も出来ますし、このような能力開発的な目的にも使えます。本当に幅の広いツールです。

 

 

 

【Romance with me】今日の一枚はSHANTIのアルバムを聴きながら。

それで、私はよくこのようなマインドマップを描きます。お気に入りの音楽のアルバムを聴きながら、イメージを膨らませ、それをマインドマップに表現していきます。セントラルイメージはアルバムの表紙のイメージ写真。

SHANTI 001

使っている筆記具はカラーの筆ペンです。この筆ペンはあるとき文房具屋さんでふと見かけてすぐに気に入りました。筆をとるのは小学生の時に習ったお習字依頼ですが、筆には馴染みがあります。プロの漫画家さんにもこういう筆を使っている方がいるそうです。

音楽を聴きながらセントラルイメージをさらっと描きます。少し抽象度を上げて、魅力がより引き立つように。カラフルに。ブランチは一曲一曲聴きながら、その曲から湧いたイメージの色で湧いたイメージの形と配置で少しずつ描いていきます。

アートセラピーという心理療法があります。絵を描くこと、それ自体に癒し効果があるそうです。心を感じてそれを表現するだけで、とても楽しくリラックス出来ます

マインドマップの真髄は人間の思考のための基礎能力のひとつ「想像力」を高める力があることだと感じます。マインドマップを描くこと自体が大きな楽しみとなり、そのことが思考の基礎能力を高め、ひいては仕事の効率化につながります。マインドマップを描くことは日常を「楽」に「楽しく」していくのです。

 

 

マインドマップ無料体験会
私はこの便利なツールを忙しく働く人にこそ知って欲しいと思います。マインドマップを身に付けることで、仕事の効率が間違いなく上がります。更にマインドマップを描き続けることで、自然とイメージ力と連想力が高まります。物事を立体的に幅広い思考の中で考える力が養われます。
まずは、そんなマインドマップの良さを知って頂きたい。私はそのことを少しでも多くの人に伝えたいと思い、無料体験会を行います。ふるってご参加下さい。
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