マインドマップ書き方No22 問題解決のコツ4 東京MindMap教室

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楽にロジカルに考える方法
マインドマップ ダイエット書き出し

 
 
 
 
 

point マインドマップで切り口を考える

問題解決のときにかかせない思考のツールをご紹介しましょう。ロジックツリーです。形はいわゆる樹形図のように書きますが、項目の立て方にコツがあります。

ひとつは、上位概念からだんだんとブレークダウンするように書かれること。
もうひとつは、項目を分けるときにMECEになるようにすること。

大項目から小項目になるように、横方向ではモレなく網羅するように、項目をたてます。こうすると全体をパッと把握することが出来るようになり、論理的な思考を展開することが可能になります。

最近私は少しお腹回りが苦しいです。今まではいていたズボンがきつくなり、太ってきたなー、ダイエットしなきゃーと想うようになりました。なにか良い方法はないか?と思いますので、ロジックツリーでその対策を考えてみようと思います。

まず、原因を突き止めるためのロジックツリーを書きたいのですが、一番最初の切り口をどのようにすれば良いか少し悩みます。そこで、まず自由に思いつくところをマインドマップで書き出してみます。冒頭のマインドマップです。

まずはなんといっても食べ過ぎ。私はお酒もたまに飲みますが、お酒を飲んだ時が特に食べ過ぎてしまってダメです。なんといいますか、たがが外れていくらでも食べてしまいます。
それと、新陳代謝が落ちているのだと思います。運動不足のせいで筋肉量がおちているのも原因でしょう。
運動不足といえば、最近まったく運動をできていません。時間が取れないし、そもそもやらなければという熱い気持ちが湧いてきません。やはり精神的なものが大きいのです。ストレスが貯まるからついお酒を飲んで暴飲暴食につながっているし、ダイエットをするべしという強い気持ちにつなげる何かがが不足しています。

一通り書き終えたら、全体を俯瞰しながら大きな要因についてピックアップして、原因を考えるための切り口を探ります。お酒、年齢、モチベーション、ストレス あたりがキーワードです。

ロジックツリーは上位概念からブレークダウンさせていきますので、それぞれ上位概念を考えてみます。お酒を含んだ代表的な概念は、カロリーの摂り過ぎ、年齢からは新陳代謝のおとろえ、つまりカロリーの消費 という概念を思いつきました。

最近太ってきた原因をさぐるためのロジックツリーで一番目の切り口を カロリーの摂取と消費にして樹形図を作っていきます。

 
 
 

point ロジックツリーの作り方

 
 
マインドマップ ダイエットツリー

 

樹形図のつくり方で思考の展開方向には3つの観点があります。原因を突き止めるとき、対策をたてるとき、説明をするときの三つです。

WHY 原因を突き止める時には なぜ?なぜ?なぜ?と思考を展開していきます。

HOW 対策を考える時には  どのように?どのように?どのように?と思考を展開していきます。

WHAT 説明をするとき  だから→だから→だから と説明を組立ます。

ダイエットについてのマインドマップを書いてみましょう。まず右上に、原因についてのブランチを展開させます。切り口は、カロリーの摂取と消費です。考えられる項目が一覧で書き出されました。ここでもやはりお酒が問題だ、これが第1の原因ではないか?と考えました。

そこで、マインドマップの左下に、対策を考えるブランチを展開させます。お酒を制限すると制限しないからスタートします。制限する場合は、すっぱりやめてしまう方法と制限する方法があります。制限する場合なるべく飲まない方法を考えると、ストレスがかかった時の発散方法としてのお酒を控えることが効果的なのではないか?と思いつきます。

その方法として、ストレスで飲みたくなったら、その変わりに歩く、ジョギングするなどスポーツで置き換える方法が良いとアイデアが出ました。

自分にはっきりとダイエット方法を納得させるために左上にブランチを展開していきます。
ストレスがかかってお酒が飲みたいときは、スポーツをする習慣をつけよう!なぜなら、ストレスがかかったときにお酒を飲むと暴飲暴食につながり、これが太る第1の原因になっている。ストレス発散のためにはお酒も良いがスポーツも同じ以上の効果がある。スポーツをすることで筋肉が付き落ちた代謝量を回復してくれる。このように、ストレスがあるときはスポーツをすることがとてもダイエット効果があるのだ。

こうして、ロジックツリーで思考を展開することで、とても納得感の高いダイエットの対策案を自分に宣言することが出来ました。もちろん、ダイエット以外のテーマでもこのように考えていくことが出来ます。皆さんもぜひ一度試して見てください。

 
 
 
 

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