頭をスッキリさせる簡単な覚え方 マインドマップメモリー

お買い物にいって、１０コぐらいのことをパっと覚えて忘れないようにしたい。あるいは、仕事の手順が少し複雑で１０ステップぐらいあるのだけれど、すぐに覚えてしまいたい・・・煩わしいですよね。

ちょっとしたことを、パっと覚えることが出来ると、わすれないようにおぼえておかなければ・・・というプレッシャーから開放されます。頭のメモリーからその記憶に使っている容量を開放する事ができるので、頭が軽くなり、思考をすることが楽になります。

簡単な記憶術を知っておいて、損はありません。今日は、マインドマップを使った記憶術のひとつ、ナンバーシェイプをご紹介します。そして、マインドマップでなぜイラストを入れるのかといったマインドマップの原理についても触れていきます。

分かり易い解説動画を作成しました。こちらをご覧下さい。

私達はモノごとをどのようにして記憶しているか確認してみましょう。ちょっと思い出して下さい。小学生の時の思い出ってなにか思いつきますでしょうか？

この時思い出されるのは、イメージですよね。映像や情景といったイメージ、五感を刺激して感情が湧いてくるようなイメージ。けっして、ことばや文章が頭の中で浮かぶのではありません。私達は、モノを記憶する時には、イメージで記憶します。何かと何かがイメージで結びつきながら記憶に残っていきます。

そうであるならば、モノを覚えるときにも、イメージで覚える方が遥かに記憶に残しやすくなります。単なる記号やことばの羅列はなかなか覚えることが出来ません。電話番号なんかは最たるものですね。数字の羅列はとっかかりがないので、覚えることが出来ないのです。

頭の中でなにかのイメージを作れた時に、記憶に残ります。

今回はナンバーシェイプという方法をご紹介します。数字をイメージ化して、それと関連づけるようにするととても覚えやすくなります。具体的はやり方はこうです。

まず、数字の１から１０までを、その形から特定のイメージが連想されるようにしておきます。たとえば、１は棒のような形なので、指揮者の指揮棒をイメージするようにします。１と聞いたら指揮者がふっている指揮棒が頭に浮かぶようにするのです。

同じように２は白鳥、３は女性の胸、４はヨット、５はフック船長の手、６は南京錠、７はキリン、８は雪だるま、９はゴルフクラブ、１０は樹と太陽　という風にイメージを作ります。このイメージはなんでも構いません。個人によって浮かびやすいイメージが違うので、数字の形からパっと連想しやすいものを探してみて下さい。

そして、数字からそのイメージがパっと浮かぶように少し練習して下さい。１指揮棒、２白鳥、３胸・・・とパっ、パっ、パっと浮かぶようになったら準備完了です。この時マインドマップに時計廻りに数字を１０書いて覚えるとなお効果が高くなります。

この準備が出来たら、覚えたいものをイメージで結びつけるようにして記憶します。例えば、言葉をランダムに選んでみましたので、次の言葉を覚えてみましょう。

リンゴ、バナナ、ペットボトル、スカイツリー、読書、大根、石川遼、新幹線、天丼、カラス

リンゴは１と結びつけます。１は指揮棒でしたね。指揮棒にリンゴが刺さっていて重そうに振っている指揮者のイメージを思い浮かべます。とても重そうで大変だなーと感じます。

バナナは２の白鳥です。白鳥がスイスイと泳いでいますが、ロープでボートを引っ張っています。そのボートには沢山のバナナが積んであって、ちょっと驚ます。

ペットボトルは女性の胸ですね。ペットボトルで水を女性の胸にふりかけているとことを想像します。

そんな風にして、覚えたいものと数字を結びつけていくのです。このとき少し大げさで滑稽なイメージの方が覚えやすくて良いです。さぁ、皆さんもやってみて下さい。

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出来たら、思い出してみましょう。３は女性の胸なのでペットボトルでしたね。逆に、リンゴは指揮棒にささっているので１番目、とすぐに思い出せます。

これが出来ると何かの手順でえぇーっと5番目はなんだっけ？と思ったときにパっと映像が浮かんで、そうだ読書だった・・とスムースに思い出すことが出来ます。マニュアルの手順なんかは、何度か繰返す内にその手順を覚えてしまいますので、このナンバーシェイプはやがて忘れてしまって大丈夫です。初期の覚えるまでの補助的な記憶として使えば、重宝します。

ところで、マインドマップの所々にイラストを入れるのですが、これは記憶としてイメージがあった方が思い出しやすいという側面があるからです。マインドマップは元々が学習のためのノート術ですので、このように記憶のための工夫が施されているのです。

マインドマップは、頭をすっきり整理することの出来るノート術です。思考が整理されると仕事や生活が快適に楽しいものに変わります。そんなマインドマップの使い方や書き方の情報をこれからもどんどん発信していきます。どうぞチャンネル登録をお願いいたします。チャンネル登録は　こちら　です。

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