マインドマップ 絶対ムリをチャンスに変える 問題解決1 東京MindMap教室
マインドマップ 絶対ムリをチャンスに変える 問題解決1 東京MindMap教室
マインドマップ式問題解決
問題とは
人生は問題解決の連続ですね。
仕事でもプライベートでも、色々な問題が起こります。その問題を解決しようと奮闘して毎日が過ぎていきます。問題解決こそが仕事であり、生きていくということなのかもしれません。
売上が思うように伸びない。
納期が間に合わない。
設計が終わらない。
部下がいうことを聞かない。
上司のいうことが理解できない。
新しい企画が思いつかない。
給料が安い。
やりがいが見いだせない。
最近太ってしまった。
嫁の機嫌が悪い。
子供の教育方針でもめる。
子供がいうことを聞かない。
数え上げるとキリがありません。
だというのに、問題を解決するための方法が良くわからない。誰も教えてくれない。どうすれば、もっと快適に生きていくことができるのでしょうか?
そもそも問題とは何でしょうか?ちょっと辞書で調べてみると次のように出てきました。
1、解答を求める問い。「数学の問題」など
2、批判・論争。研究などの対象。「社会問題」など
3、困った事柄。「新たな問題が起きる」など
4、世間が関心を寄せていること。「問題の議員」など
なるほど、問題という言葉にはいくつかの使い方があるようです。私がここで使っている問題は3、の困った事柄にあたります。問題=困った事柄、確かにそうですね。しかし、これだけではちょっとピンときませんので、もう少し分かり易く定義をしてみます。
問題だなー、と感じるときには、こうあるべき・・という状態が頭の中にあります。
たとえば、最近少し太り過ぎて問題だなーと思うというとき、自分がまだふとっていなかった時の状態が頭にあります。
最近着ている服がやたらきつくなった。階段の上りおりで息が切れる。ふと鏡に映った自分の姿がみっともなく見える。健康診断でコレストロールの値が悪かった・・・などなど
このあるべき姿やありたい姿が頭にないと、いくら太っても問題と感じません。つまり問題とは、ありたい姿と現状のギャップをいいます。
チクショー、なんでこうでないんだ!絶対これはおかしい!
そんな風にいつも問題感じている・・こういう人はこうあるべき、こうありたい・・と理想を思い描く力が強い方なのかも知れません。
問題解決のステップ
問題解決をどのようにしていけば良いのでしょうか?分かり易くするために問題解決のステップを3つに分けて考えてみました。
1、理解する
2、発想する
3、変化する
まず、何が起きているのか?何が原因になっているのか?現状を理解することから始めます。
問題の構造が分かったら、次にどうすれば良いかを考えます。当たり前にやっても上手くいかない場合が多いので、ちょっと新しい切り口を探す努力が必要になります。
一発必中で解決する!と考えるとなかなか上手く行きませんね。最後には仮説をたてて試してみる、すこしづつ変化していく、といった行動が必要になります。
その各ステップを考えていくときにマインドマップがとても役にたちます。
1、理解する
全体を書き出して見える化していくことが、問題を理解することにとても役立ちます。私たちは、頭の中で沢山の計算をすることが苦手です。問題の構造を読み解くためには多くの要因を見比べてその関係性を理解する必要がありますが、頭の中だけでこの作業を行なうことはとても難しい作業になります。
マインドマップで書き出すとこの関係性がとても把握し易くなります。
問題を抱えているときの私達の頭の中はとてもゴチャゴチャしています。一体どこから手をつけていいかわからないといった状態に陥っていることが多いのです。こんな時はマインドマップで状況を書き出すと、とてもスッキリして思考をクリアに働かせることが出来るようになります。
2、発想する
良いアイデアを得るためには、沢山組合せることだ。これはジェームスウエブヤングの教えです。沢山組合せることで、脳は新しい着想を探し出してくれます。今まで思いもよらなかったアイデアがあぁ!といったタイミングで生まれたりします。
そして、その組合わせを考えるときには、イマジネーションが役立ちます。想像力です。
頭の中でイメージを働かせながら沢山の組合わせを考えると良い発想が生まれます。
マインドマップはイメージと関連で描いていきますので、アイデアを得るためのマインドマップを描いていくとこの発想を生み出すときのヒントを沢山得ることができます。
3、変化する
問題解決をするためには、ゴールのイメージをしっかり持つことです。ゴールイメージがしっかり描けていると、目標をはずすことがありません。どんな姿が理想なのでしょうか?そこに到達するためには何をやれるでしょうか?頭の中で明確にイメージ出来たときに、思考はクリアになり行動は正確さを増します。
マインドマップはイメージと連想でゴールイメージを描くことが出来ます。マインドマップでゴールイメージを何度も描くことで問題解決のための行動が習慣となり、いつしか問題を解決できるような自分に成長をしています。自身の行動や考え方の変化がいつしか問題を問題でなくしていきます。
以上、マインドマップで問題を解決するためのステップを見てみました。
マインドマップは様々な使い方が出来ます。
マインドマップを描き慣れてくると、様々なことに使えるようになります。
問題解決にマインドマップを使うことは、もっとも魅力的な使い方のひとつです。
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