マインドマップを知るためのおすすめ本を紹介します! 

みなさんこんには。岡べまさみちです。今日はマインドマップのバイブルと呼ぶべきおすすめの本をご紹介します。

「ザ・マインドマップ(ビジネス編)」ダイヤモンド社
著者:トニー・ブザン&クリス・グリフィス

英国での出版2010年、日本では2012年近田美季子さんの翻訳で出版されています。

ブログMM2

これはこの本を読みながらまとめたマインドマップです。

この本の著者はマインドマップの開発者トニー・ブザンです。トニー・ブザンは100冊以上の本を執筆していますが、中でもこの本はマインドマップをどのようにビジネスの現場に使っていけば良いかについて書かれており、仕事の効率化を考える上で、とても参考になるおすすめの本です。ビジネスマインドマップスを実践していく上でのバイブルとも呼べる本ですので、皆さんも是非一度お手にとっていただけたらと思います。

トニーブザンは世界の名だたる大企業(ウォルトディズニー・ボーイング社など)でコンサルタントも務めていますので、さすがにビジネスにも詳しい。ビジネスで起きるあらゆる場面を熟知していますので、その中でマインドマップをどう活用していけば良いかが臨場感をもって書かれています。

目次をご紹介します。

第1部マインドマップ:究極のビジネス「ソフトウェア」
第1章マインドマップとは何か?
第2章マインドマップの作り方
第3章パソコンでかくマインドマップ

第2部ビジネス・スキル向上のためのマインドマップ
4章 マインドマップ計画術
5章 マインドマップ交渉術
6章 マインドマップ・プレゼン術
7章 マインドマップでプロジェクト管理

第3部ビジネス思考力を高めるためのマインドマップ
8章リーダーのためのマインドマップ
9章斬新なアイディアを生み出すためのマインドマップ
10章戦略思考のための活用法

第4部業績向上のためのマインドマップ
11章マインドマップで売上を伸ばす
12章目標設定と変化への対応

いかがでしょうか?こんなにも幅広い場面にマインドマップを使えることに驚かれるのではないでしょうか?

私がこの本を通じて改めて感じたマインドマップの強みは次の点です。

マインドマップに描きだすことで、全体像が把握出来る。
マインドマップに描きだすことで、見える化が出来る。

このことを通じて、思考が促進され新しいアイデアが生まれます。また、お互いの思いの確認と交換がし易くなるので、良質なコミュニケーションがを図り易くなります。このようなことが出来るので、色々なビジネスの場面でマインドマップが使えるのですね。

例えば、5章のマインドマップ交渉術では次のようにマインドマップの活用方法について書かれています。

交渉の目的は、当事者全員がその結果に満足感を得られるような、何らかの合意に達することだ。お互いの見解を尊重し、前向きな姿勢で素直に話し合える状況で行われるのが「本物」の交渉である。あなたのアイデアが好ましいことを相手に納得させるための十分な情報を用意してその場に臨むことが大切だ。マインドマップを使うと交渉の一部始終を記録でき、準備の段階、交渉中、そして合意後のプロセスを円滑に進めるための優れたツールとなる。そのために、理想的な解決策を探るためのマインドマップを作り交渉の事前準備にマインドマップを使うとよい。そして、交渉では お互いがもっているマインドマップを併合するつもりで話し合いを進めることだ。お互いの情報を出し合い、要求と期待を確認し、討議し評価する。時には、マインドマップを使って突破口を探るようにブレストを行なうと良い。

ビジネスの現場で起きる多くの問題はコミュニケーションの不足によるお互いの思いへの理解不足から起こります。マインドマップを使うことで、まず自分の思考を整理し見える化し、更に他の人の思考を見える化していけますので、皆の思い考えを明確に知ることが出来るようになります。このことが、目標やゴールに向けて皆の力を結集をしやすくさせ、仕事が効率化されていきます。マインドマップはまさに仕事の効率化におすすめのツールであると言われる理由です。

この、「ザ・マインドマップ(ビジネス編)」は仕事効率化に役立つおすすめの本です。私は今回約1年半ぶりにこの本を読み返しました。マインドマップインストラクターの資格を頂いた直後にこの本を読んで以来です。実は今回読み返して少々驚きました。以前読んだ時は正直ピンと来ていなかった箇所もあったのですが、今回は実に多くの箇所で「なるほど!そのとおり!」とひざを打つことが多かったのです。この1年半のマインドマップインストラクターとしての活動が私のマインドマップ力を上げてくれた結果でしょう。

マインドマップは始めやすいが奥の深いスキルだとも言われます。なかなか使いこなすまで時間がかかるのですね。皆さんもこの本を読んで、もしピンとこないような箇所があったり、実際にうまく出来ないようなところがあっても、どうぞ落胆しないでください。

マインドマップは知識ではなく“スキル”です。体得していく必要があるのです。この本は“教本”のようなものだと思います。例えば、柔道の教本をイメージしてみます。その本にはすり足とは、受身とはといったことが書かれています。そして、相手がこのようにきたときは体をこうして一本背負いをこのようにかけると良い、と解説されていたりします。しかし本を読むだけではすぐに理解は出来ません。実際に一本背負いをかけるためには、練習を繰り返し体得する必要があるからです。

もちろんマインドマップを使い始めるために柔道ほどの修練は必要ありませんし、痛くもないのでご安心下さい。少し描いてみるだけで、みるみる上達していきます。

この、「ザ・マインドマップ(ビジネス編)」は間違いなく、仕事効率化に役立つおすすめの本です。どうぞ、マインドマップを仕事効率化に役立てるための最初の一冊にして下さい。

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